デザートにメロンが登場すると「特別な日?」とも思わせてしまう程、高級フルーツのイメージが強いメロンが、安定した量産が可能な品種も続々と世の中に輩出された事で身近な存在ともなっていますね。

さて、メロンの品種をいくつご存知ですか?、「マスクメロン」や「アンデスメロン」とさまざまな品種が思いつきますが「タカミメロン」や「タカミレッド」というメロンをご存知でしょうか。

そこで今回は【タカミメロンとタカミレッドというメロンの特徴とは?】についてご紹介致します。

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タカミメロンとは?

黒板
タカミメロンは、に園芸植物育種研究所から1990年に誕生した品種で、アムス系メロンと台湾の品種であるハネデュー系の交配によって誕生したメロンです。

「タカミメロン」の「タカミ」は「貴美」と表記され、「高貴で美しい品格や味わいを持ったメロン」という事で「タカミメロン」と名付けられたのです。

味わいだけでなく、見た目にも上品な雰囲気を持ち、贈答用にピッタリなメロンとなっています。

タカミレッドとは?


タカミレッドはタカミメロンと同じ園芸植物育種研究所にて2010年に誕生した比較的新しい品種で、名前に「レッド」が付いているように赤肉タイプのメロンとなっています。

緑色の果肉となっているタカミメロンよりも、濃厚な味わいを楽しめるメロンで、赤肉特有のクセも無くニューフェイスながら多くの方を虜にしている品種です。

タカミメロンやタカミレッドの味や形の特徴は?


タカミメロンは、糖度が16度程あり甘味をしっかりと楽しめますがさっぱりとした後味のメロンで、滑らかで柔らかな果肉からはたっぷりの果汁が溢れ出してきます。

メロンの芳醇な香りも強く名前そのものの味わいを存分に楽しめるメロンで、タカミレッドは赤肉タイプとなっている事で濃厚な甘味を楽しむ事ができます。

糖度は18度になる事もありまったりとした甘みを楽しみたい方にオススメなメロンで、また皮が薄いのでメロンを沢山味わいたい方にもピッタリです。

タカミメロンもタカミレッドも形は円形となっているので外観でどちらなのか判断する事はできませんが、タカミレッドにはシールが貼られているのでシールでどちらなのか確認すると良いですね。

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タカミメロンやタカミレッドの旬の時期と主に栽培されている県は?

ポイント
タカミメロンやタカミレッドは、発祥の地でもある千葉県や青森県や茨城県、熊本県と東北地から九州地方にかけて広い地域で栽培が行われています。

九州地方は4月頃から東北地方は6月頃から集荷が行われているので、6~7月頃が旬の時期と言えます。

あとがき

高貴な味わいや雰囲気を持っていながら1玉1500~2000円程と比較的手頃な価格で楽しめるタカミメロンやタカミレッド。

甘みや食感がそれぞれで異なっているので、自分好みの味わいがどちらなのか、是非堪能されてみては如何でしょうか。

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