メロンって入院中やお中元等で頂くと、とても幸せな気持ちにさせてくれる食材で、甘みが強くジューシーな味わいに多くの方が虜となってしまいます。

さて、皆さんは細かいメロンの品種などはご存知ないかと思われますが、メロンの中には「イバラキング」という種類もあり多くの方から人気となっています。

そこで今回は【イバラキングというメロンの名前の由来とは?】【イバラキングの特徴とは?】についてご紹介致します。

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イバラキングとは?父と母の品種は?

教師の画像

イバラキングは「アンデス」を母に、「アールスセイヌ夏Ⅱ」を父に持つ品種で、2008年に品種登録出願が行われ2010年に品種登録された比較的新しいメロンとなっています。

名前の由来は?

茨城県は全国においてもメロンの栽培が盛んなエリアとなっていますが、そんなメロン大国とも言える茨城県の「メロンの王様として茨城の顔になって欲しいなって欲しい」という思いが込められ「イバラキング」と名付けられたのです。

イバラキングの味や形の特徴は?

ポイント
イバラキングはメロンの中でも大きい果実となっており網目模様が美しい品種で、糖度が15度以上と非常に甘味を楽しめる品種となっていますが爽やかな甘味となっており後味スッキリの甘味が特徴的です。

また、皮が薄く果肉は肉厚でとても柔らかくジューシーな味わいが楽しめます。

またイバラキングは早生種となっていますが、早生種の中でも高い糖度がありながら日持ちが良い性質があります。

イバラキングの旬の時期と主に栽培されている県は?

イバラキングは茨城県のオリジナル品種なので茨城県のみで栽培が行われています。

美味しいイバラキングの見分け方はどこを見ればいいの?

教師
イバラキングは甘味があり、とても美味しい味わいを楽しめるメロンですが、最も美味しいイバラキングを味わいたい方に美味しい見分け方をご紹介します。

まず、網目がより細かくハッキリと表面に浮き出ている物、また手に持った時に重量感がある物は水分がたっぷりと含まれておりジューシーなイバラキングとなっています。

さらに、手で軽く叩いた時に低い音がするものや、お尻部分を指で押した時、指が少し入り込む位の柔らかさがあるイバラキングを選ぶと良いですね。

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イバラキングのかき氷があるって本当?


夏と言えば冷たいかき氷が無性に食べたくなりますが、かき氷にはいちごやブルーハワイ、そしてメロンといった沢山の種類があり、これらはそれぞれの風味が楽しめるシロップですよね。

しかし、茨城ではシロップではなくイバラキングの果汁がたっぷりと使われた贅沢かき氷を楽しむ事ができるのです。

カフェやレストランといった多くの所で楽しめるイバラキングのかき氷は、イバラキングがまるごと器になりシャリシャリとしたかき氷がたっぷりともられているのです。

イバラキングの果肉の甘味とかき氷の相性は抜群で、夏の時期に味わえる贅沢なスイーツとして地元の方だけでなく、ビジネスや観光で訪れた方から人気となっています。

あとがき

数多くのメロンが味わえる茨城県で、メロンの王様として多くの方から人気を博しているイバラキング。

そのまま食べても絶品な味わいですが、イバラキングを惜しげも無く使用したかき氷は夏にしか味わえない贅沢なスイーツとなっています。

メロン好きは勿論、ちょっとした贅沢な気分を楽しみたい方は、是非茨城を訪れ、茨城のメロンの王様の味わいを楽しまれてみては如何でしょうか。

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