みかんと言えばコタツに入りながら食べる事が多くあります。

そんなみかんにもさまざまな品種がある事をご存知でしょうか。

みかんの品種には「日南の姫」という品種もあり、多くの方に親しまれています。

今回は【日南の姫という温州みかんの旬は?】【日南の姫の味や特徴とは?】

についてご紹介致します。

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日南の姫とはどんな温州みかん?


日南の姫は(ひなのひめ)と読みます。

日南の姫は「日南1号」の枝変わり品種となっています。

日南1号は宮崎県を代表する早生種となっており、人気の高いブランドの一つとなっています。

日南の姫は栽培し易い品種となっており、豊作性に優れている面がみかん農家から人気の高い品種となっています。

日南1号と比較すると樹勢はやや強く、着色は1週間程早い品種となっています。

日南1号は極早生種として人気が高い品種ですが、日南の姫も9月には収穫できる事で、極早生種として親しまれています。

日南の姫の味や形などの特徴はどんな感じ?


日南の姫は1個の重量が120g程とやや大きめのサイズです。

糖度が10~11度と比較的高い糖度を誇っています。

糖度が高いので「しつこい甘さ」と感じてしまう事もありますが、程良い酸味があるのでしつこさを感じる事無く味わえます。

外皮は鮮やかな橙黄色で、果肉も鮮やかな色合いとなっています。

みかんの品種の中には皮が硬い事で、剥き難いなんて事もありますが、日南の姫は皮が薄いので剝き易くなっており、この食べ易さも魅力の一つと言えますね。

またみかんは果肉を包んでいる皮(じょうのう)が苦手とされる方も多く、食べる時に取り除く方もいらっしゃいます。

日南の姫の皮(じょうのう)は薄いので、苦手とされる方でも果肉と一緒に食べる事ができます。

さらにみかんの魅力と言えば芳醇で爽やかな香りですよね。

日南の姫の香りはとても強い爽やかさを楽しむ事ができます。

これぞ「南国の香り」とも言えますね。

また、日南の姫は糖度が高い品種となっています。

生食で味わうと甘みと酸味のバランスを楽しむ事ができますが、ジュースにするとさっぱりと味わえます。

日南の姫は1本で結実できる自家結実性となっており、みかん農家だけでなく家庭菜園を趣味とされている方からも人気が高い品種です。

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いつぐらいに出回るの?どこ産のものが多い?

黒板
日南の姫は宮崎県が発祥の品種となっている事で、宮崎県が主な産地です。

比較的暖かいエリアが植栽適地とされており、北関東から九州地方の多くで栽培が行われています。

日南の姫は極早生種となっており、9月上旬~中旬が集荷宇敷となっています。

宮崎県のような非常に暖かいエリアにおいては8月頃から収穫が行われる事もあります。

あとがき

日南の姫は糖度が高い品種として多くの方から親しまれています。

甘みとジューシーさ、そして食べ易さと魅力が満載となっています。

9月頃から流通されている事で、温州みかんを待ち遠しくされている方にはお勧めな品種ですね。

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