日本人にとって多くの柑橘類は身近な果物ですよね。

中でも古くから重宝されているみかんやフレッシュなオレンジは多くの方から親しまれていますよね。

さて、「みかん」と「オレンジ」の見分け方ってご存知ですか。

多くの方に伺ってもなかなか見分け方が解らない事があります。

今回は【みかんとオレンジの見分け方とは?】についてご紹介致します。

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みかんとは?


そもそも、みかんとはどういう果物を指すのか分からない事がりますよね。

みかんは中国が原産の柑橘類で日本では鹿児島県が最初に導入されています。

このみかんは「温州みかん」として現在、一般的に食べられている品種です。

温州みかんは種無しがほとんどとなっていますが、元々は「種あり」も存在していました。

しかし、突然変異によって種無しとなり、今では種無しがほとんどとなっています。

そんな冬の定番とも言える温州みかんは「種無し」という事で、「子孫が増えない」と縁起が悪い果物として懸念されていた事もあります。

みかんに含まれている栄養は?

教師

ペクチン

ペクチンは食物繊維の一種で腸内環境の働きを改善してくれます。

便秘解消やダイエット効果、アンチエイジング効果が期待できます。

βカロテン

βカロテンは体内に摂取されるとビタミンAへと変化します。

ビタミンAは体内細胞の修復や再生機能があり、美肌効果抜群の成分です。

ヘスペリジン

ヘスペリジンはポリフェノールの一種で果肉よりも、皮や薄皮(じょうのう膜)に多く含まれています。

みかんはビタミンCが多く含まれている果物ですが、熱や水に弱い性質があり十分に摂取できない成分となっています。

しかし、ヘスペリジンにはビタミンCをしっかりと体内摂取できるようにサポートする働きがあります。

その為、風邪やインフルエンザ対策に効果的な成分となっています。

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オレンジとは?


オレンジは原産がインドとなっており、19世紀頃にアメリカに導入された果物です。

日本へは明治期に導入され、バレンシアオレンジが主な品種とされています。

主にオレンジは「普通オレンジ」、ネーブルオレンジ」、「ブラッドオレンジ」に分類され、バレンシアオレンジは普通オレンジとなっています。

オレンジに含まれている栄養は?

ポイント

ビタミンC

ビタミンCには肌細胞を活性化させる働きや免疫力をアップさせる効果があります。

美肌や感染症対策に効果的な成分です。

ビタミンB1

ビタミンB1は蓄積された糖質をエネルギーへと変換させる働きがあります。

エネルギーとして燃焼される事で、高いダイエット効果を期待できる成分です。

クエン酸

クエン酸と聞くと「酸っぱい」とイメージされますよね。

クエン酸は柑橘類を始め、酸味が感じられる食品に多く含まれています。

クエン酸は疲労回復に効果的な成分となっています。

さらにアルコール成分の分解にも効果的で、二日酔いにも大きな期待ができます。

みかんとオレンジの違いと簡単な見分け方は?

考える女性
>みかんとオレンジってよく似ているので、見分けが付かない方もいらっしゃいますよね。

そこで簡単な見分け方をご紹介致します。

みかん→薄い、オレンジ→厚い

剝き易さ

みかん→手で剥ける、オレンジ→包丁で切らないといけない

みかん→オレンジより薄い、オレンジ→みかんよりも濃い

酸味

みかん→強い、オレンジ→弱い

みかん→無い、オレンジ→有り

はっさくやいよかんなどはどっちに分類するの?


日本では「はっさく」や「いよかん」が人気がありますが、みかんとオレンジどちらの分類なのかご存知ですか?

これらは【オレンジに分類される】となっています。

あとがき

みかんとオレンジは似ている点が多くありますが、異なる部分も多くあります。

日本でも旬ともなれば登場するはっさくやいよかんがオレンジに分類される柑橘類である事を初めて知った方も多いですよね。

みかんもオレンジも、多くの栄養がたっぷり含まれているので、積極的に食べて欲しい果物となっています。

▶ みかんを英語で言うとオレンジではない?正しい英語名は?

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