日本では多くの果物がおやつやデザートとして食べられていますよね。

中でも、古くから栽培が行われているみかんは甘さの中に程良い酸味があり、重宝されています。

一口にみかんと言ってもさまざまな品種がありますが、「日南1号」という温州みかんをご存知でしょうか。

今回は【日南1号という温州みかんの旬がいつなのか?】【日南「1号の味や特徴とは?】についてご紹介致します。

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日南1号とはどんな温州みかん?


日南1号は宮崎県日南市の野田昭夫明夫氏によって1979年に発見され、1989年に品種登録された温州みかんです。

日南1号は「興津早生の枝変わりで極早生の一つ」となっています。

みかんと言えば、種が含まれている品種もあり、食べ難さを感じてしまう時がありますよね。

日南1号には種がほとんど含まれていないので、丸ごとかぶり付く事ができます。

9月中旬頃から出荷できる品種となっており、宮崎県を中心に栽培が行われている品種です。

日南1号は宮崎を代表する品種となっていますが、マルチ栽培が行われ一定基準をクリアした物は「マルチ日南1号」というブランドにて展開されています。

また、日南1号には枝変わり品種で「日南早生」や「日南の姫」があり、8月下旬頃から収穫が行われています。

その為、日南1号を始め、宮崎県では多くの早生種を流通させる事ができているのです。

日南1号の味や形などの特徴はどんな感じ?

教師
日南1号は収穫される時期により、糖度が異なりますが9~11度程となっています。

温州みかん本来の甘味を楽しめながらも、程良い酸味が感じられサッパリとした味わいが特徴的です。

外皮の色合いは黄緑や黄橙色となっており、みかんらしい美しさも魅力的ですね。

また、みかんを食べる時に皮を剥く事がほとんどとなっていますが、皮が硬く剥き難いなんて事も多いですよね。

日南1号は手で簡単に剥く事ができる品種となっており、食べ易さも人気の一つですね。

またみかんと言えば、皮だけでなく果肉部分を包み込んでいる皮(じょうのう)も特徴の一つとなっています。

このかわを食べずに取り除く方も多くいらっしゃいますが、日南1号の皮(じょうのう)はとても薄いので、気に掛けずに果肉と一緒に食べる事ができます。

日南1号は緑色で収穫され、そのまま流通される事もありますが、見た目よりも酸っぱさが感じられず美味しく味わう事ができます。

また疲労回復効果に優れたクエン酸が豊富に含まれており、夏場にピッタリとなっています。

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いつぐらいに出回るの?どこ産のものが多い?

考える女性
日南1号は宮崎県が主な産地となっており、愛媛県は全国各地で栽培が行われます。

収穫時期は9~10月頃となっており、温州みかんの中でも早生種となっています。

あとがき

宮崎県が誇る日南1号。

甘みがありながら程良い酸味が楽しめる味わいがクセになってしまいます。

温州みかん本来の甘酸っぱさとジューシーさを楽しめる品種として人気が高まっています。

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