いちごの画像

栃木県と言ったら、「とちおとめ」とすぐに出てくるくらいとても有名で、誰もが聞いたことのあるいちごだと思います。

そんな「とちおとめ」についてご紹介します。

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とちおとめという品種について

教師

「とちおとめ」は、栃木県農業試験場で育成され、1996(平成8)年に品種登録されました。

親は「とよのか」×「女峰」からでできた「久留米49号」が母、「系511」×「女峰」からできた「栃の峰」父として交配されたのが「とちおとめ」です。

「とちおとめ」ができる前までは、「女峰」が主力品種で、東の横綱と呼ばれていました。一方で、「とよのか」は西の横綱と呼ばれていたので、東西横綱を親持つ、いちご界のサラブレッド「とちおとめ」は有力な後継品種となったのです。

「とちおとめ」の誕生した背景は、「女峰」と「とよのか」はライバルで、それまで栃木県がトップだったのが、平成元年及び平成2年に福岡県の「とよのか」の販売額に負けてしまい、No2に転落してしまったことです。

No1を取り戻すために関係者一丸となって「とちおとめ」を作り出しました。そして、見事に日本一に返り咲いたのです。

品種登録出願時は「栃木15号」でしたが、「とちおとめ」と命名されました。「とちおとめ」は栃木県のイメージといちごの持つ女性らしさを表しています。

また、多くの人に親しみを持たれるようにと、願いが込められています。

とちおとめといういちごの特徴は?

いちご狩りに北女性

父である「栃の峰」は「女峰」と「麗紅」の血を引いているため、果実が大きく、糖度は高く、酸度はやや低めで多汁のいちごです。

ですので、「とちおとめ」は、「女峰」と同程度で色鮮やかな紅色をしており、円錐型で形が整っています。大きさは15gほどで「女峰」よりも大きく「とよのか」並みです。

また、糖度は高めでほどよい酸味があります。糖度9?15度、酸度は0.65?0.7%です。「とちおとめ」より「あまおう」の方が酸度はやや高めです。

果肉は淡い紅色、果心部は赤みが強く空洞も少なく引き締まっています。果皮、果肉共に硬いわりには果汁が豊富で、日持ちがいいのが特徴です。

優良品種である「とちおとめ」は味や香り、見た目がいいので、ケーキなどのスイーツの装飾にも多く用いられます。

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とちおとめはどこ生まれのいちごでどこが主な生産地?旬の時期は?

考える女性

栃木県内の9割以上が「とちおとめ」の生産をしています。主な生産地は栃木県、茨城県、愛知県です。また、県外でも栽培を認めているので、関東から東北を中心に栽培されています。

県外栽培をすることで、複数の地域に「とちおとめ」の栽培を拡大して、東日本の市場の販売機会を増やして主流品種となることで地位を確立することができるのです。

栃木県の土地と水に恵まれていて、冬の日照時間が長いのでいちごの栽培が盛んです。

そのため、いちごの作付面積は平成13年産から平成28年産まで16年連続1位で、平成28年産25100tです。昭和43年から平成28年産まで連続49年収穫量も1位です。

「とちおとめ」は11月中旬から5月初旬まで出回ります。1月から2月が美味しいです。

栃木県で生産されている他のいちごは?

他にも「とちひめ」や「女峰」があります。また、「とちおとめ」の後継品種の「スカイベリ―」や「なつおとめ」、「とちひとみ」などもあります。

あとがき

東日本のシェアNo1のいちごで、県外でも栽培できるので、食べる機会は多いいちごです。

また、クリスマス時期にも販売されるので、見た目も味もバッチリな「とちおとめ」。まだ、食べたことがない人も食べたことのある人もぜひ召し上がってみてはいかがですか。

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