セミノールは美味しいフルーツですが、栄養価が高いことでも知られています。

セミノールにはどんな栄養があって、どんな効能があるのか、ご紹介していきます。

セミノールにはこんなに栄養素がいっぱいある!その効能は?

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それではセミノールの成分からみていきましょう。

セミノール可食部100gの成分は次のようになります。

・カロリー    49kcal

・脂質      0.1g

・コレステロール 0g

・ナトリウム   2mg

・カリウム    200mg

・炭水化物    12.4g

・食物繊維    0.8g

・たんぱく質   1.1g

・ビタミンC 41mg

・カリウム    24mg

・鉄       0.2mg

・ビタミンB6 0.09mg

・マグネシウム  16mg

やはり他の柑橘類同様、ビタミンCを多く含んでいることがわかります。

セミノールは、他にも私たちの身体に大切な栄養素を多く含んでいます、主な栄養素とその効能を挙げてみますと。

ビタミンC

まず一番多く含まれているのはビタミンCです。

セミノールは柑橘類の中でもビタミンCを多く含んでいる方で、10番目くらいに当たります。

はっさくやポンカンと同じくらいの含有量です。

ビタミンCというとすぐ頭に浮かぶのは風邪の予防です。ここでビタミンCと風邪の関係を少し、述べさせていただきます。

寒い時期になると風邪をひく人が増えますし、毎年、風邪をひかれる方も少なくありません。

余談ですが、動物で風邪をひくのは人間とチンパンジー、モルモットだけだそうです。

風邪とビタミンCは密接な関係がありまして、体内にビタミンCが足りなくなると風邪をひきやすくなります。

昔から風邪にはミカンがいいと聞いたことがあろうかと思いますが、ミカンにはビタミンCが多く含まれているからでしょう。

でもビタミンCが風邪の薬になる訳ではありません。

風邪を予防したり治したりするホルモンは副腎で生成されますが、ビタミンCはそのホルモンをつくる材料になり、風邪の菌の繁殖を抑える働きをします。

風邪をひいてから食べるのではなく、あくまで予防という意味合いが強いのです。

日頃からビタミンCを摂取していれば風邪にかかりにくいということです。

従って、「ミカンなどの柑橘類を食べましょう」という結論になりますね。

ビタミンCには他にも優れた美容効果があり、シミやくすみの原因となるメラニン生成を抑えすでに蓄積されたメラニンを排出し、透明感のある肌を保ちます。

また、老化の原因のひとつとされ、紫外線やストレスで発生する活性酸素を取り除き、コラーゲンの生成を助け毛穴を目立たなくする効果があります。

女性にとっては強い味方ですね。

シネフィリン

シネフィリンという栄養成分も含まれていて、こちらも風邪予防に効果があります。

このシネフィリンは気管支を緩める効果もあって、カラオケや応援、発表会など大声を出す機会がある時、事前に食べておけば効果が見込まれます。

また、アドレナリンなどの交感神経を刺激するホルモンの働きを活性化し、脂肪の分解や代謝を高めてくれます。

従って脂肪燃焼効果や食欲抑制の効果もあります。

ビタミンA

セミノールはビタミンCと共に、ビタミンAも多く含んでいます。ビタミンAは美肌には欠かせない栄養成分です。

ビタミンAの主成分であるレチノールには目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強める働きがあるので、暗い場所で目が慣れる能力や視力の低下を防ぐ効果があります。

不足すると肌はカサカサ、粘膜も正常でなくなりダメージを受けやすくなってしまいます。

肌の健康状態を保つためには欠くことのできない栄養成分です。

ただビタミンAは脂肪性ビタミンで体内に蓄積されやすいので摂りすぎには注意しなければなりません。

食物繊維(ペクチン)

セミノールは薄皮ごと食べられます。

この薄皮には食物繊維のペクチンが含まれているので、整腸作用やコレステロールの低下作用があります。

食物繊維は善玉菌である腸内細菌を繁殖させ、排便量を増やすので便秘対策に効き目があります。

不要物が体内に蓄積されると、肌荒れや吹き出物ができやすくなるため、定期的に食物繊維を摂ることは美容にも健康にも大事です。

クエン酸

セミノールは豊富なクエン酸を含んでいます。

クエン酸はセミノールをはじめ柑橘類や梅干しに含まれる酸味成分です。

疲れた時は酸っぱいものを食べるとよいと言われる程、疲労回復に効果があります。

これはこの酸味成分が体内で糖を代謝し、エネルギーに変えて、体内に入ったマグネシウム、カルシウムなどのミネラル分を吸収しやすくして、身体の疲労物質を分解し体内での蓄積を防いでくれるからです。

クエン酸は体内の酸性物質を減少させる効果のほか、血液をきれいにする効果も期待できます。

βクリプトキサンチン

セミノールをはじめ柑橘類にはβクリプトキサンチンという栄養成分も多く含まれています。

このβクリプトキサンチンは骨形成を促し、骨質や骨代謝を改善することから、骨粗しょう症を予防する効果のほか、血中インシュリンを低下させ糖尿病の進行を抑制する効果があります。

このようにセミノールには、美味しいだけでなく身体によい栄養価の高い成分が豊富に含まれているのです。

セミノールって食べ過ぎると身体に悪い?


セミノールは低カロリーですが、食べると太るのか心配ですね。

どんな食べ物でも美味しいからといって食べ過ぎるのは禁物です。

どんな食べ方をしたら太るのか、また太らない食べ方をご紹介します。

セミノールのカロリーは可食部100g当たり49kcalです。

これを他の食べ物と比較すると、牛肉100gは約554kcal、ポテトチップスは286kcalですので、セミノールは低カロリーなのがわかります。

セミノールの水分は可食部100g当たり86gあり、大部分(86%)が水分で残りは炭水化物ということになります。

炭水化物12.4gの内訳をみると食物繊維が0.8gですので残りが糖質(11.6g)となります。

ということは、セミノールは炭水化物のほとんどを糖質が占めていることになります。

結局、セミノールは低カロリーですが糖質が多い果実だということです。

従って、セミノールは食べ方、食べる量によって太る可能性があります。

我々人間の身体は冷やすと、エネルギーの代謝が悪くなり、カロリー消費が鈍くなり太りやすくなります。

セミノールの成分はほとんどが水分(86%)で、残りが糖質(果糖)です。

果糖というとヘルシーなイメージがありますが、果糖は普通の糖分よりも身体に脂肪を蓄積する働きがありますので、注意が必要です。

ご紹介してきたようにセミノールはほとんど水分でできています。

食べても満腹感にはならず、すぐ排出されるため腹持ちが悪く、間食や食事量が増えてしまいがちです。

セミノールを食べると体内の血糖値が上昇し、そこに他の食べ物を食べてしまうと糖分が脂肪に変わり太りやすくなります。

セミノールを食べた後は、少し時間をおいて他のものを食べるように注意しましょう。

また、夜食べるのも太る原因となります。

夜は日中と比べて、代謝が悪く、そんな状態のところに、セミノールを食べて身体を冷やすと、太りやすくなります。

また、果糖は消費されないと中性脂肪に変わりやすいため、寝る前に食べるのは太る原因になります。

太らないセミノールの食べ方は?


ここまで身体的な面からセミノールの食べ方について述べてきました。

それでは、セミノールを食べても身体に影響を及ぼさない(太らない)食べ方をご説明します。

セミノール2個で1日分のビタミンC摂取量になります。

それからいくとセミノールの適正量は1日2~3個ですね。

先程述べましたように、セミノールを食べるなら夜ではなく日中の方がいいでしょう。

セミノールを焼いて食べる方法があります。ホットにして食べると、身体が冷えませんのでお薦めです。

セミノールをそのまま皮を剥かずにトースターで5~6分、焦げ目がつくまで加熱します。

焼くことによって栄養価も高くなり、免疫力も上がります。

ぜひ一度試してみてください。

まとめ

セミノールの効用についてご説明してまいりました。

セミノールはたくさんの栄養素を含んでいて、その効能も多々あります。

中でもビタミンCは風邪予防には効果が大きく、美肌効果もあります。

他にもビタミンAは免疫作用、クエン酸は疲労回復に、食物繊維は整腸作用の効果があります。

ただし、食べ過ぎたりして果糖を多く摂取すると太る原因になりますので注意が必要です。

栄養価の高いセミノール、適正量、食べ方に注意してセミノールの美味しさを味わいたいですね。

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