冬になると、こたつでみかんを食べるのが楽しみになりますよね。

ついつい、2個、3個…と食べ過ぎてしまいませんか?

そんなついつい食べ過ぎてしまう、冬の代表的な果物であるみかんですが、ダイエット向きかダイエットには不向きか気になりますよね。

そこで今回は、「みかんはダイエット向きの果物?それとも太る?」についてお話したいと思います。

みかんを食べるとダイエット効果があるという人の意見は?

教師の画像
みかんを食べるとダイエット効果があるという人も多いようです。

ダイエット効果があるという人の意見は、まず、ペクチンと呼ばれる、水溶性の食物繊維が豊富に含まれていることです。

このペクチンは、腸内の乳酸菌を増やして、体内の有害物質を体外へ排出させてくれます。

また、コレステロール値を低下させる働きや、便秘や下痢を解消してくれる等のダイエットに効く効果がたくさんあります。

次に、みかんには「シネフィリン」が含まれている点です。シネフィリンは、免疫力を高めてくれるだけでなく、ホルモンの活動を活性化させ脂肪燃焼効果や代謝アップにつながります。

みかんは食前?それとも食後に食べるのがいい?


みかんにダイエット効果があることが分かりましたが、みかんを食べてダイエット効果を期待したいときは、みかんをいつ食べたら良いのでしょうか?

食前でしょうか?それとも食後なのでしょうか?

答えは、食前です。

みかんには多くの水分が含まれているので、食前にみかんを1個食べておけば、空腹の状態が満たされてお腹は落ち着きます。その為、その後の食事をセーブできるのです。

みかんを食べると太るという人の意見は?


しかし、みかんを食べると太るという人もたくさんいます。どうしてなのでしょうか?

まずは、糖質を摂りすぎてしまうのではないかという意見です。みかんには果糖が含まれている為に糖質も豊富です。

糖質の過剰摂取は、体重増加や中性脂肪の増加につながります。

次に、みかんは体を冷やしてしまい代謝が低くなってしまうという意見もあります。

確かに、みかんの約87%は水分なので、摂取しすぎると体内の水分量が増えて体を冷やしてしまい、代謝を下げてしまいます。

また、みかんは水分が多いのですぐに排出されてしまい、腹持ちが悪く、お腹が空いてしまうという意見もありました。

みかんのカロリーってどれぐらい?

考える女性
みかんを食べると太るのではないかと考えている皆さん、みかんのカロリーが気になりますよね。みかんのカロリーっていったいどのくらいなのでしょうか?

みかん(可食部100g当たり)のカロリーは、46kcalです。ちなみに糖質は11.2gです。

他の果物と比べてみると(可食部100g当たり)以下のようになります。

・ぶどうは、59kcalで、糖質は15.2g

・バナナは、80kcalで、糖質は21.5g

・りんごは、61kcalで、糖質は14.3g

以上のように、みかんは他の果物と比べてみると、カロリーも糖質も低い果物です。ちょっと意外ですよね。

私は上手に食べればダイエット向きだと思います

ポイント
私は、みかんは上手に食べればダイエット向きの果物であると思います。

みかんは他の果物に比べると、カロリーや糖質が低い果物であることは分かりましたが、食べ過ぎると体重増加につながります。

実際、皮を剥けばすぐに食べられるので、食べ始めるとついつい食べ過ぎてしまう傾向があります。

しかし、みかんにはダイエット効果が期待できることも事実です。

厚生労働省が勧める1日の果物の摂取量は200gとなっています。これは、みかんの大きさにもよりますが、だいたい2~3個程度です。

1日に食べるみかんの個数を2~3個程度と決めて、太りやすい夜の時間帯には食べないようにしたいですね。

まとめ

今回は、「みかんはダイエット向きの果物?それとも太る?」についてお話してきました。

皆さんはみかんがダイエット向きという意見や、太るという意見を知ってどのように思われましたか?

みかんは栄養価が優れた果物です。是非、上手に摂取してダイエットしましょう。

▶ みかんの保存方法!日持ちさせるコツは冷蔵庫?冷凍庫?常温?

▶ 温州みかんって何で種がないの?どうやって増えたの?