秋の山々は沢山の食べ物が自生する季節でもありますよね。

そんな食べ物の中にはふっくらとした実が魅力的な「あけび」もありますね。

最近ではスーパーでも見かける事が少なくなってきたあけびですが、好きな方にとっては秋は待ち遠しい季節でもあります。

さて、あけびはどれも同じと思っている方がいらっしゃいますよね。

でもよく見てみると葉っぱの形が違ったり枚数が異なるあけびがあるのです。

そこで今回は【あけびの葉っぱには2種類ある?】【実は例外もあるって本当?】についてご紹介しちゃいます。

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あけびの葉の形は2種類あるって本当?

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あけびの実は見る事があっても葉っぱを見る事なんてあまりないと思いますが、よく見てみると葉っぱの形が異なっているあけびがあるのです。

波打った形のあけびもあれば滑らかな形のあけびがあるのです。

3つ葉と5つ葉がある?


あけびの葉っぱには2種類の形がありますが、形だけでなく葉っぱの枚数にも違いがあるのです。

何とあけびには3つ葉と5つ葉があるのです。形だけでなく枚数にも違いがあるなんてとても不思議な植物ですよね。

でもこれには簡単な理由があるのです。それは種類の違いです。

3つ葉のあけびはミツバアケビという種類で、葉っぱが3枚(3つ葉)だからミツバアケビと名付けられているのです。

そして5つ葉の葉っぱのアケビは葉っぱが5枚なのでゴヨウアケビ(五葉あけび)というのです。

理由を知ってしまえば、形や枚数が違うのも納得できますね。

ミツバアケビだから3つ葉、ゴヨウアケビだから5つ葉とは限らないって本当?


種類が違うから葉っぱの枚数が違うと初めて知った方もいらっしゃいます。

でも葉っぱが三つ葉だからミツバアケビ、5つ葉だからゴヨウアケビとは限らないってご存知でしょうか。

それはゴヨウアケビでも葉っぱが三つ葉となる事もあるのです。

葉っぱが5つ葉だからゴヨウあけびなのに葉っぱが三つ葉?と誰もが思ってしまいますよね。

実はゴヨウアケビはミツバアケビの自然交配によって誕生した品種なのです。

つまりゴヨウアケビの親がミツバアケビとなっている事で、稀に三つ葉となる事もあるのです。

しっかりと親の遺伝子を受け継いでいる証拠でもありますね。

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実はあけびの葉は食べられるって本当?


種類によって形や枚数が事なるあけびの葉っぱですが、この部分も食べる事ができるのです。

果肉や皮は食べる事ができると多くの方が知っていると思われますが、葉っぱも食べる事ができると知っている方は少ないと思います。

でも食べる事ができるのは新芽の状態の頃なのです。さまざまな地域ではあけびの新芽を使った郷土料理もあるのです。

あけびの葉っぱのレシピ

ポイント
あけびの新芽は食べる事ができる部分です。そこで、あけびの新芽のおススメレシピをご紹介しちゃいます。

【あけびの新芽 マヨわさび和え】

1.あけびの新芽を茹でる

2.冷水に晒し、水気を拭き取る

3.マヨネーズとお好みの量のわさびで和えるだけで完成

辛味が好きな方はわさびの量を多めに、苦手な方はわさび無しでマヨネーズ和えで食べると良いですね。

まとめ

あけびの葉っぱの形や枚数が違うのは種類が異なっているからなのですね。

そんなあけびの葉っぱは新芽だと食べる事もできちゃのです。

春の味覚でもあるあけびの新芽を一度味わってみては如何でしょうか。

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