秋は沢山のフルーツの味覚が味わえる時期ですが、ふっくらとした皮の中にトロッとした濃厚な甘味が絶品なアケビも秋の味覚のひとつですね。

さて、皆さんはあけびを漢字でどのように書くのかご存じでしょうか?

あけびは漢字で【木通】と書くのを指示す漢字が沢山あるのです。

そこで今回は【あけびを漢字で書くと木通だけではない?】について触れてみたいと思います。

あけびは漢字で木通と書くのが一般的?


あけびって漢字で書くと「木通」と書かれる事を初めて知った方も多いですよね。

でもどうして「木通」と書くのでしょうか?

「木が通る」っていったいどういう意味なのか気になりますよね。

これは【蔓(つる)の部分を切って吹くと風が通る】という意味です。

実は他にも漢字がある?

黒板
あけびは「木通」と書かれますが、「木通」以外にも書き方があるのですが、それは1個だけではなく複数あると言うから不思議ですよね。

「通草」「丁翁」「山女」「通蔓草」「朱実」「決明果」、これ等全部が「あけび」の漢字なのです。

「山女」は魚の「ヤマメ」と勘違いしてしまいそうですよね。

「通蔓草」は「木通」と同じように風が吹く事から名付けられています。

「朱実」は果実全体が朱色のような色合いになることからそのように呼ばれているのですね。

でも、あけびという言葉一つでさまざまな漢字で記載する事ができるなんて面白いですよね。

そもそもあけびって何であけびというの?

ポイント
あらゆる漢字で書く事ができるあけびですが、そもそも何であけびというのかご存知でしょうか。

あけびってふっくらとした外皮に果実が包まれた状態になっていますが、そんなあけびは完熟状態になると外皮がパックリと割れ果実が現れてきます。

この状態が「開いた実」→「開け実(あけみ)」という事からあけびになったと言われています。

また、完熟状態になると全体が赤紫色になる事で、朱実(あけみ)になったともされています。

さらにあけびの旬は秋ですが、冬に成実するあけびもあります。

この冬に成実するあけびは「ムベ」と呼ばれていますが、秋に成実するあけびは「アキムベ」と呼ばれています。

この「アキムベ」が転じて「アケビ」と呼ばれる事も説の一つとされています。

あけびって漢字で記載しても多くの言葉がありますが、名前の由来事態もさまざまな説が含まれているとても奥の深いフルーツとなっていますね。

あけびは秋が旬でも花は春の季語?


俳句の世界ではあけび(通草)は秋の季語として活用されていますが、花は春の季語として活用されています。

これはあけびの花が4月頃に開花する事で、春の季語とされているのです。

俳句を嗜んでいらっしゃる方やこれから始められる方は是非参考にして頂きたいですね。

まとめ

あけびって一般的には「木通」となりますが、この他にも沢山の書き方があるのですね。

皆さんは木通以外にご存知の書き方はありましたか。

あけびの時期になったら是非あけびをさまざまな漢字で書いて旬を楽しんでみてください。

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