みなさん加納岩白桃という品種の桃をご存知ですか?加納岩白桃は果肉がしっかりしていて、そのうえとても甘いことで有名です。

今回はこの加納岩白桃について詳しくご紹介します。

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加納岩白桃とは?

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加納岩白桃という名前をあまり聞いたことがなかった人も多いと思います。まずは、どういう風に生まれた品種なのかについて触れておきたいと思います。

加納岩白桃の誕生は浅間白桃という品種を野生の桃に対して芽接したことで、熟すまでの期間が短くなるなどの変異が発見されたことがきっかけでした。つまり浅間白桃の親戚のような感じですね。

その後育成が進み、1983年に山梨県山梨市にある加納岩農業協同組合が品種登録を行いました。出願したときの当初の名前は栄白桃でした。

加納岩白桃という桃の特徴は?


加納岩白桃は浅間白桃の親戚であるということでした。

では加納岩白桃はどんな味や見た目をしているのでしょうか。ご紹介します。

どんな味なの?

まず味についてですが、糖度が12~14度もありますので十分甘いですが、桃の中では比較的すっきりした甘さといえるでしょう。

また、酸味が少なく、渋みや苦みがほとんどないのでとても食べやすいです。

食感はどうなの?

食感ですがやや硬めとなっていますが、果肉は口の中で溶けるような食感で噛むと果汁が口の中いっぱいに広がっていきますから、おいしく食べられます。

また、繊維も少ないので食べにくくないです。

大きさはどのくらいあるの?

大きさですが、1つあたりの平均の重さが約240グラムとなっており、桃の中では少し大きめの方です。

また、大玉に成長しやすく。大玉に成長すると糖度が17度にもなります。

栄養は?

ホルモンの働きを調節するビタミンEをはじめ、血行を促進するナイアシンや高血圧予防に聞くカリウムなどがたくさん含まれています。

また、食物繊維もたくさん含まれており、その中でもコレステロール値を下げたり、便秘の改善によく効く水溶性食物繊維であるペクチンがたくさん含まれています。

加納岩白桃の旬の時期はどこで主に栽培されているの?


加納岩白桃はすっきりとした甘さで食べやすく、大きい桃であるということでした。

続いて、加納岩白桃がどこで栽培されているのか。また、旬の時期はいつなのかについてご紹介します。

どこで生産されているの?

日本全国で最も加納岩白桃を生産している都道府県は山梨県です。およそ70%を山梨県が生産しています。というのも加納岩白桃は山梨県が原産地なのです。

山梨県は夏が暑く、冬は寒いため果物の栽培に適した気候をしているのです。また、山梨県以外にも桃で有名な岡山県でも生産されています。

旬はいつなの?

産地によって異なりますが、収穫期はだいたい7月の初めごろから始まり、中旬から終わりのころにかけて最も収穫量の増える時期となります。

また、7月の中旬から終わりのころにかけて、8月の初めごろまでが食べ頃となります。

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どうやってたべたらおいしいの?

考える女性
最後においしい食べ方をご紹介します。食べる前は1、2時間ほど冷蔵庫に入れて冷やすようにしてください。

冷やすことで桃の甘みを最大限に引き出すことができます。ですが長時間冷やすと風味を損なう恐れがありますので冷やしすぎには気を付けてください。

また、冷やすことで果肉が引き締まり、皮がむきやすくなります。ほかの桃にも使える技なのでぜひお試しください。

まとめ

今回は加納岩白桃のおいしさや旬、生産地についてご紹介しました。

いかがでしたでしょうか。食べたことのない方は是非一度食べてみてください。

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