皆さん、「暁星」という品種の桃をご存知ですか?暁星は紅色が鮮やかで濃く、甘みも強くおいしい桃です。

今回は暁星ついて詳しくご紹介します。

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暁星とは?

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まず暁星がどういう風に生まれたのかについて触れておきたいと思います。

「暁星」は桃の中でもトップクラスの品質を誇る「あかつき」という品種の枝代わりとして福島県の伊達郡で発見され育成された桃です。

1986年に正式に品種登録されました。つまりあかつきの親戚みたいな感じですね。

暁星という桃の味の特徴は?


暁星はあかつきの親戚にあたる品種だということが分かりました。

では形、大きさ、色、味、食感など暁星の特徴についてご紹介します。

どんな形・大きさ・色なの?

市場に出回っている暁星の平均の重さは約240~260gの中玉で、他の桃に比べて色づきがよく皮の紅色が濃く鮮やかです。

果肉は乳白色をしていますが、紅色が少し入ることもあります。

どんな味・食感なの?

糖度が高いのであかつきと同じく甘味が強く酸味は少なめで、果汁を多く含むのでなめらかな口当たりでとてもおいしいです。

果肉は少し硬めで種の周りまで食べることができ、また肉質は緻密で食べやすいのが特徴です。

栄養は?

ホルモンの働きを調節するビタミンEをはじめ、血行を促進するナイアシンや高血圧予防に聞くカリウムなどがたくさん含まれています。

また食物繊維もたくさん含まれており、その中でもコレステロール値を下げたり、便秘の改善によく効く水溶性食物繊維であるペクチンがたくさん含まれています。

暁星の旬の時期はどこで主に栽培されているの?


暁星は果汁を多く含み、甘みが強くておいしいということが分かりました。また、種の周りまでしっかり食べられるのも良いところですね。

では暁星の旬の時期はいつなのか、どこで主に栽培されているのかについてご紹介します。

旬はいつ?

この記事のタイトルにもある通り、桃の中でも比較的早いです。8月上旬から収穫が開始するあかつきよりも1週間ほど早く熟し、7月下旬ごろから収穫時期に入ります。

どこで栽培されるの?

多く食べられている暁星ですが、福島県が80%以上生産しています。次いで山梨県や静岡県が生産しています。

福島県の桃は、栽培の過程で果実に対して袋をかぶせない無袋栽培を行っている場合がほとんどです。

そのため日光をたくさん浴びることができ、色づきの良い桃を育てることができるのです。

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おいしく食べるには?

ポイント

暁星は旬が7月の下旬でほとんどが福島県で生産されているということが分かりました。では最後においしい暁星の見分け方、食べ方、保存方法についてご紹介します。

おいしい暁星を見分けるには?

前述の通り暁星は色づきが良いです。なので買うときはなるべく色が濃く鮮やかなものを選ぶことをお勧めします。

また、左右対称になってバランスが良く、表面がしっとりとしていて傷のないものを選ぶと良いでしょう。

暁星の食べ方

食べる1~2時間前に冷蔵庫に入れておいて冷やしておくと、身が引き締まりおいしくなります。ただし冷やしすぎると風味が落ちますのでご注意ください。

また暁星は普通に皮を剥いてカットする食べ方でもおいしいのですが、毛を洗い流して皮ごと食べるというのもおすすめです。

甘味が強いのでヨーグルトのトッピングなどにも向いています。

暁星の保存方法

新聞紙などで包み、エアコンなどの風や太陽の光が直接当たらない冷暗所に保存します。

暁星は比較的日持ちする方ですが、カビなどが生えると一気に繁殖してしまいますので、鮮度が高いうちに食べてしまったほうが良いです。

まとめ

今回は暁星の味や旬、特徴についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

甘くておいしい桃ですので美味しくいただきましょう。

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