今、生食されるだけではなく、加工されデザートととして食される機会の多いマンゴーですが、実は栄養価が高く様々な体に良い効能が含まれています。

一方で、食べ過ぎてしまうと体に害を与えてしまう可能性もありますので、それらについて紹介します!

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マンゴーに含まれる栄養と期待できる効能は?

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マンゴーに含まれる主なる6つの栄養とその効能についてお話しします。

ビタミンA

皮膚の潤いを保ち、目、口、喉の粘膜を丈夫にします。視力低下の予防や疲れ目にも効果があります。

②βカロテン

免疫力を向上させたり、成人病予防、美肌にも効果があります。水や熱に強いのも特徴です。

ビタミンC

免疫力を高め、風邪の予防に効果があります。また、メラニン色素の生成を阻止し、コラーゲンを生成してくれるためシミやしわの予防改善に効果があります。水や熱に強いのも特徴です。

葉酸

ぜひ、これから妊娠を考えている女性にはとってもらいたい栄養素です。胎児の発育不全を予防し、神経細胞の代謝、成長を補助し、脳の神経伝達細胞を生成する働きがあり、また皮膚を保護し、肌荒れを防ぐ効果もあります。

食物繊維

血中コレステロールや血糖値上昇を抑えてくれます。

カリウム

体内の余分な塩分を排泄し、高血圧を予防してくれます。その他、リンやビタミンE等も含まれています。

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マンゴーを食べ過ぎると体に悪い3つの理由とは?

太る?

生のマンゴーは100グラムあたり64キロカロリーあり、糖質も16.9グラムも含まれている、かなり高カロリーな果物です。もちろん食べ過ぎれば、太ってしまいます。

アレルギーになる?

マンゴーはウルシ科の植物で、人によってアレルギーを起こしていまいます。症状としては、唇がただれて、腫れてきたり、目の周りが赤くなり、腫れたり、顔に発疹が出て、痛がゆくなる人もいます。

日に日に症状が進み、最終的には顔全体が水ぶくれのようになってしまいます。特にアレルギー反応がひどい人ですと、触るだけでがゆくなったり、食してすぐに喉が腫れ、気道が塞がれることもありますので、注意が必要です。

便秘や腹痛、下痢になる?

先にお話ししました通りマンゴーは食物繊維が豊富です。人によっては、食べ過ぎてしまうと腸を刺激して腹痛や下痢を引き起こしてしまいます。その反動で、便秘になることもあるでしょう。

ただし、かなり頑固な便秘に悩まされている人はこの作用を使えば、便秘が解消される可能性もあり、使い方次第です。更にドライマンゴーは乾燥している分、少量でたくさんの食物繊維が含まれています。

1日に食べて良いマンゴーの適量はどれくらいなの?

先にお話ししました通り、マンゴーは高カロリーな果物であり、食べ過ぎるとお腹の調子を悪くする場合もありますので、1日100グラム程度、マンゴー半分程度にしておきましょう。

ちなみにドライマンゴーは、砂糖漬けのため、1枚につき30キロカロリーもあります。ドライフルーツはスナック菓子と違い健康的なおやつと思われてるかもしれませんが、1日2~3枚程度で止めておきましょう。

マンゴーは体を冷やす?

ポイント
栄養豊富なことは分かってもらえたと思いますが、いわゆる南国フルーツであるマンゴーは体を冷やしてしまいます。

特に女性は体を冷やすと、生理痛をひどくしてしまったり不妊症の一因にもなり得ますので、やはり食べ過ぎは禁物です。

知識として、その他の体を冷やすフルーツを紹介すると、オレンジ、パイナップル、スイカ等です。逆に体を温めるフルーツもあり、あんずや桃、ザクロ等です。食する季節や自分の体調に合わせて、選択してみて下さいね。

あとがき

以上で、マンゴーの栄養とその効能、また食べすぎたときに体に及ぼす影響についてお話ししましたが、適量を守れば、あの濃厚な香りと甘味を楽しめます。

あまり怖れず、ちょっぴり今晩のデザートにいかがでしょうか。

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