「メロン」と聞くとどんなイメージを持たれますか?、「甘い」「ジューシー」なんて言葉が出てきますが「高い」なんて事もよく言われるフルーツですよね。

確かにメロンはリンゴやみかんのように手軽に購入できる価格のフルーツではないと思いますが、庶民的とも言える「プリンスメロン」は多くの方から人気の高いメロンとなっているのです。

そこで今回は「昔なつかしいプリンスメロンの味や特徴とは?」についてご紹介致します。

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プリンスメロンとは?


今でこそ、数多くの品種の登場や安定した栽培が可能な技術によってお手ごろ価格で楽しめるメロンは沢山ありますが、一昔前はマスクメロンなどが一般的で「高級フルーツ」として重宝されていました。

そんな事もあり、メロンは庶民がなかなか口にできるフルーツではありませんでしたが、そんな時に登場したのが「プリンスメロン」です。

プリンスメロンはヨーロッパ系の「シャランテ」と日本のマクワウリ系の「ニューメロン」の交配により1962年に登場したメロンで、お手ごろ価格で購入として登場字から多くの庶民に親しまれてきた品種となっています。

プリンスメロンの味や形などの特徴は?

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プリンスメロンはメロンの大きな特徴である網目模様が無くツルツルとした表面のメロンで、形は丸形やほんのりと縦長、700g程の重量とメロンの品種の中でも小さめなサイズです。

果肉は鮮やかな薄いオレンジ色や薄い緑色で、甘みを存分に楽しむ事ができ、果汁もたっぷりと詰まっており口いっぱいに甘味とみずみずしさが楽しめますが、香りはそれ程強く無い品種となっています。

プリンスメロンの旬の時期は?

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プリンスメロンは早い所だと4月頃から収穫が始まりますが、5~6月頃が最も美味しい旬の時期となります。

プリンスメロンは主にどこで生産されているの?

プリンスメロンは熊本県で最も多く栽培されていて、熊本県以外では北海道や茨城県等全国各地で栽培が行われています。

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最近あまりプリンスメロンを見かけない?

ポイント
プリンスメロンは甘味が楽しめる庶民的メロンとして高い人気を博していましたが、最近はほとんど観かける事ができなくなった品種です。

それはアンデスメロンなどの安価で美味しいメロンの品種が続々と流通している事で、プリンスメロンの需要が激減しているからです。

しかし、プリンスメロンには多くの根強いファンがおり、今でも古き善きメロンとして親しまれています。

プリンスメロンの食べ頃のサインはどうやって見分ける?


美味しいプリンスメロンの見分けかたは沢山ありますが、まず全体的に香りが強い物は完熟状態にあり食べ頃のサインとなります。

また手に持った時、重量感がある物は水分がしっかりと含まれているので、みずみずしくジューシーな味わいを楽しめます。

あとがき

庶民的メロンとして多くの方から親しまれたプリンスメロンですが、次世代の品種の登場によってその姿はほとんど観かける事ができなくなってしまいました。

しかし、現在でも熊本県を始め前個億各地で栽培が行われており、多くのファンを唸らせる存在となっています。

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