甘酸っぱさと爽やかな香が魅力的な八朔。

分厚い皮を剥くと、たっぷりの果汁が凝縮された果肉を味わう事ができますね。

さて、八朔は冬に収獲され春に流通されていますが、「さつき八朔」という種類はちょっと異なる種類となっているのです。

さつき八朔は、和歌山県由良市の特産品としても人気を誇っています。

そこで今回は【和歌山県由良市の特産品「さつき八朔」】

について触れてみたいと思います。

さつき八朔の特徴は?

教師
さつき八朔とは、和歌山県有田地方で栽培が盛んに行われている八朔です。

八朔は12月頃になると収獲され、酸味を抑えてから流通されています。

しかし、さつき八朔は3月中旬頃まで収獲せず、樹木でしっかりと完熟させてから収穫が行われています。

和歌山県は寒暖差の差がほとんどない環境にあり、温暖な気候が維持されています。

その為、樹木でもしっかりと酸味が抑えられ、程良い甘酸っぱさを味わえる八朔となるのです。

みずみずしく、程良い酸味がクセになり、全国各地から多くの方がさつき八朔のファンとなっているのです。

普通のはっさくは12月頃に収穫してしまう理由は?


一般的に八朔は12月頃に収獲されてしまいます。

さつき八朔のように3月中旬頃まで樹木で完熟させたら良いのでは?と感じてしまいますよね。

しかし、それには明確な理由があります。

まずは美味しさです。

八朔を長い時期まで樹木させてしまうと、八朔の魅力の一つでもあるみずみずしさが失われてしまいます。

口いっぱいに広がるフレッシュなみずみずしさが全く感じられず、パサパサの果肉となってしまうのです。

さらに、八朔の木自体が弱くなってしまうという理由があります。

長い期間樹木させると、八朔の果実に栄養分が吸い取られてしまい気が弱ってしまいます。

その為、翌年の結実に大きな影響を与えるとなり、美味しい八朔が実らなくなってしまうのです。

なんでさつき八朔はパサパサにならないの?

考える女性
早い時期に収獲しなければ、果肉はパサパサになってしまいますし、木も弱ってしまいます。

しかし、さつき八朔は3月中旬頃まで樹木で完熟させています。

まずはプロの腕も重要となります。

果肉の美味しさの維持や木の状態の維持、そして害虫や鳥といった動物の被害に遭わないような栽培方法が重要となります。

また、和歌山県の気候も大きく関係してきます。

和歌山県は寒暖の差が穏やかとなっており、少しずつ酸味が抜け甘味が増していくのです。

3月中旬頃まで樹木で熟成されたさつき八朔は、一般的な八朔よりも酸味がマイルドで甘味を感じる事ができるので、八朔の甘酸っぱさが苦手な方にもおススメなのです。

あとがき

熟練されたプロの腕と、和歌山県の気候によって3月中旬頃まで完熟させる事ができるさつき八朔。

酸味が抑えられ、甘味を楽しめるとして多くの方から人気を博しています。

ご自宅用は勿論、贈答用としてもピッタリで一度は味わってみたい八朔ですね。

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