八朔って甘酸っぱくて爽やかな果物となっている事もあり「夏」をイメージさせてくれますよね。

でもスーパーで八朔を観かける時期って春頃ではないでしょうか?

そうなると「八朔の旬は春なの?」と誰もが感じてしまいますよね。

そこで今回は【八朔の旬の季節は春なのか?】【八朔の収穫時期は冬なの?】

についてご紹介致します。

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はっさくの旬は春?


八朔って夏が旬の時期と思っている方が多くいらっしゃいますよね。

「八朔」という文字は「八月一日」という意味になっています。

これは1860年頃に八朔がお寺の境内で発見された時、住職が「八月一日が食べ頃」と言った事が由来となっています。

その為、八朔の旬は八月一日と思ってしまう方が多くいらっしゃいます。

しかし、八朔がスーパーや青果店で並ぶようになる時期は3~4月の春頃となっています。

実ははっさくの収穫時期は12月頃だったりするって本当?


春頃が旬の時期となる八朔ですが、収穫時期はなんと11~2月の冬の時期となっているのです。

収獲してすぐが美味しい時期と誰もが感じてしまいますよね。

しかし、八朔は集荷してすぐには流通していないのです。

何で収穫してすぐにお店に出回らないの?

黒板
八朔は甘味を楽しむ事ができますが、酸味が柑橘類の中でも強い種類となっています。

集荷時期を迎えた八朔は、しっかりと大きい果実となっていますが、酸味がとても強いのです。

もし収獲してすぐの八朔を食べると「酸っぱい」という味しか感じません。

これでは、八朔を美味しく味わう事なんかできませんよね。

収穫後、1~2か月程貯蔵させる事によって、酸味を穏やかにさせる事ができるのです。

スーパーや青果店に並んでいる八朔は、貯蔵された状態となっており、酸味が抑えられた状態となっているのです。

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地域によっては3月中旬まで収穫しないで完熟させるところもある?

ポイント
八朔は11~2月頃に収獲され、3~4月頃に流通される果物となっています。

収穫後、一定期間貯蔵する事で酸味が抑えられ程良い甘酸っぱさの八朔を味わう事ができるのです。

しかし、八朔の種類には3月中旬まで収獲せず、完熟させる地域もあるのです。

しっかりと完熟させた八朔「さつき八朔」とは一体どのような種類なのか気に掛かりますよね。

食べ頃について


スーパーや青果店で販売されている八朔は丁度食べ頃を迎えた時期となっています。

しかし稀に、酸味が強い八朔もあります。

そんな時は、2~3日程天日に晒すと良いです。

天日に晒す事で、酸味となるクエン酸が分解され、甘味を楽しむ事ができるのです。

あとがき

八朔は春が旬の果物ですが、酸味が強すぎるので冬に収獲され、食べやすい味わいに調節されてから出荷されているのです。

調節されている事で、あの程良い甘酸っぱさを楽しむ事ができているのですね。

八朔の種類には3月中旬まで完熟させる地域もあるとの事ですが、一般的に食べられている八朔と味わいが異なるのか気になりますよね。

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