みかんはとても身近な果物の一つとなっていますよね。

甘酸っぱさとジューシーさが魅了的ですよね。

そんな普段から多くの方に親しまれているみかんですが「興津早生」という品種をご存知でしょうか?

今回は【興津早生という温州みかんの旬とは?】【興津早生の味や特徴とは?】という事についてご紹介致します。

興津早生とはどんな温州みかん?


興津早生は1940年に農林水産省果樹試験場興津支場で「宮川早生」と「カラタチ」の交配により誕生した珠心胚実生から選抜された品種です。

1963年7月に「興津早生」と名づけられ品種登録が行われています。

「興津早生」は「おきつわせ」と読みます。

日本では数多くの品種が流通されていますが、「宮川早生」「青島温州」に続き、3番目に流通量が多い品種となっています。

早生種の中でも代表格とも言える品種で多くの方から親しまれています。

樹勢が強く、結実性に優れた品種となっている事で豊作性に優れ、みかん農家からも高い人気を誇っています。

みかんは完熟栽培を行ってしまうと、味ボケしやすく風味や甘さが衰える事が多くあります。

しかし、興津早生は完熟栽培を行っても、味ボケしない品種ともなっており、完熟栽培が可能な品種です。

また興津早生の突然変異種として「日南1号」や「岩崎早生」があります。

さらに興津早生は品種育成親としても活躍しており、「天草」や「津之香」が系統として受け継いでいます。

興津早生の味や形などの特徴はどんな感じ?

黒板
興津早生は1個の重量が120g程とやや大きめなサイズです。

外皮は鮮やかな橙色で、果肉もフレッシュな色合いが魅力的です。

しかも、12~14℃と高い糖度を楽しめる品種となっています。

平均的にみかんの糖度は12度程となっている事で、みかんの甘さを楽しむ事ができます。

糖度が高いと「しつこい味わい」となってしまいますが、しっかりと酸味も含まれている事でバランスの整った甘酸っぱさを堪能できます。

またみかんと言えば果肉を包み込んでいる皮(じょうのう)が特徴的ですが、この皮(じょうのう)が苦手とされる方も多いですよね。

しかし興津早生は皮(じょうのう)が薄いので、気に掛けず果肉と一緒に味わう事ができます。

興津早生は1本で結実できる自家結実性の品種となっていますが、他品種と交配させる事で、より甘味をアップさせる事ができます。

また育成し易く、豊作性に優れている事で園芸を趣味とされている初心者からも高い人気のある品種です。

いつぐらいに出回るの?どこ産のものが多い?

ポイント
興津早生は静岡県の沖津支場で誕生した品種となっていますが、全国各地で栽培が行われています。

主に温暖な気候である北関東~九州地方と幅広いエリアにて栽培されています。

10月下旬~11月上旬が旬となっており、強い甘味が凝縮された興津早生を楽しむ事ができます。

あとがき

興津早生は多くの方が口にされている品種として、高い人気を誇っています。

高い糖度と程良い酸味が含まれており、飽きを感じずに楽しめる品種です。

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