びわ
初夏を迎えると市場やスーパーの青果売り場に登場する旬のフルーツびわは、甘さと程良い酸味、そして爽やかな香りが夏の訪れを感じさせてくれます。

そんなびわって皮を剥いて食べる事が多いですよね。

でも皮を剥いちゃうとただでさえ少ししかない実がさらになくなっちゃいますよね。

そこで皮ごと食べてる方もいらっしゃいますよね。

そんなびわを皮ごと食べる事で栄養があるのという疑問や皮に付いている農薬が心配という事について記載しちゃいます。

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びわの皮に含まれている栄養成分は?

黒板
いつも剥いて捨ててしまっているびわの皮は栄養成分が豊富な部分なのです。

まずはビタミン類や浮腫みの解消に繫がるカリウムが含まれています。

また、びわってオレンジ色の色合いが美しいですが、このオレンジ色の正体がβーカロチンとβークリプトキサンチンとなっており、皮にもこの成分がたっぷりと含まれているのです。

まずβーカロチンは体内に摂取されるとビタミンAへ変換されます。

ビタミンAは肌細胞の再生や修復機能に優れています。

その為、古い皮膚を剥がし新しい皮膚を作り出す働きとなっており、常に美肌を維持する事が出来ます。

さらに細胞や粘膜の免疫力を高める効果にも優れており、細菌やウィルスに対して強い細胞を作ってくれます。

βークリプトキサンチンは骨粗鬆症や糖尿病予防効果、さらには免疫力を高める効果や美肌効果に効果的な成分となっています。

またびわの皮にはクロロゲン酸というポリフェノールが含まれていて、脂肪燃焼や細胞の老化防止、癌予防、糖尿病予防糖優れた効果が期待出来る成分となっているのです。

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びわの皮は農薬が心配!大丈夫なの?

びわ
果実にも多くの栄養成分がありますが、皮にも健康面や美容面に優れた成分がたっぷりなので「皮ごと食べよう」と誰もが思っちゃいますよね。

でもそこで気に掛かるのは「皮には農薬が付いているのでは」という事です。

びわの生産者にとっては農薬は害虫予防や病気からびわを守る重要な要素となっていますが、消費者にとっては気に掛かる部分となってしまいます。

近年は皮が柔らかく皮ごと食べられる品種も登場しており、無農薬で栽培している生産者もおります。

しかし、購入時には無農薬なのか判断できないので皮ごと食べる際には皮を洗う事が大切です。

ポイント

農薬を落とす洗い方のコツとは?

まず洗剤を付けていない柔らかいスポンジで軽く表面を水洗いする事です。

強く擦ったり洗いすぎるとびわの旨味や風味が水洗いで半減してしまいます。

軽く水洗いし、しっかりと水気を取れば農薬の心配をする事無く皮ごと食べられます。

やっぱり皮は剥く!簡単な剥き方ってあるの?

どうしても農薬が気になるから皮を剥いて食べる方も多くいらっしゃいます。

びわの皮を簡単に剥くにはヘタ側ではなく、ヘソ側から剥くと簡単に剥けます。

びわの皮は葉が変化している事で、ヘソ側から剥くとスルっと簡単に剥けるのです。

あとがき

これまでビワの皮を剥いて食べている方が多いと思われますが、実は皮には健康や美容に効果的な成分がたっぷりと含まれているのです。

農薬が気に掛かってしまう方もおりますが、水洗いする事でしっかりと落とす事が出来るので、びわは皮ごと食べるのがお勧めとなります。

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