びわ
初夏を迎えると多くの食材が旬を向かえます。

その中には日本では古来から御馴染の「びわ」もあります。

でもびわって種が大きい事で食べられる果実の部分が少ないフルーツともなっています。

ほとんどの方は「食べる時に邪魔」や「ゴミになる」と思ってしまいますよね。

でもびわの種って食べられるんですよ。

そんなびわには多くの栄養成分が含まれていますが、毒性もあるのです。

そんなびわの種の成分と毒性についてご紹介します。

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びわの種に含まれている成分について

黒板
びわの種には多くのビタミン類やミネラルが豊富となっており、美容や健康面に大きな効果が期待出来る成分が豊富となっています。

この時点で多くの方が「なんでこれまで捨ててたんだろう」なんて思っちゃいますよね。

さらびわの種には癌細胞を死滅させる効果が期待出来る「アミグダリン」という成分が含まれているのではという説が研究にて明らかとなっています。

ビワの果実にもこのアミグダリンは含まれているのですが、種には果実よりも1000倍以上もの含有量が含まれているという事なのです。

近年、多くの方があらゆる癌症状にて大きな悩みを抱ていますが、この説が真実ともなればびわの種は今以上に注目される部分となっています。

さらに種には強い抗酸化作用があり、肝機能の働きを正常にする働きに効果的とされています。

日頃から飲酒される方にとっては肝機能の働きが衰えている方もおり、積極的に摂取したい部分となっています。

アミグダリンの効果と毒性について

びわ
癌細胞に対しての効果や肝機能の改善に大きな効果が期待出来るとして注目されているアミグダリンですが、実は毒性があるのです。

このアミグダリンには過剰摂取すると副作用として中毒になる可能性もあるのです。

これはアミグダリンが体内に存在している物質と化学反応を引き起こす事で発生してしまいます。

副作用の症状としては吐き気や頭痛、発熱当となっていますが、重症化となると昏睡状態や歩行困難といった症状が発生してしまいます。

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びわの種を食べる?どうやって料理すればいいの?

ポイント
びわの種って非常に硬くて歯でかじってもなかなか割れないですよね。

まずはお酒に漬ける食べ方です。

ホワイトリカーと氷砂糖、そしてビワの種を入れて漬けるのです。

するとびわの種から爽やかな風味が溶け出し、サッパリとした味わいのお酒になります。

種が少し柔らかくなった頃が、種から風味がより溶け出し飲み頃となっています。

次にローストして食べる方法です。

びわの種をフライパンでローストするとアーモンドやナッツ類の香りや風味を楽しむ事が出来ます。

またそのままの状態で食す事が出来、びわの栄養成分を余す事なく摂取出来る食べ方となっています。

あとがき

これまで多くの方が捨てていたびわの種。

意外と多くの栄養成分が含まれており、癌細胞にも効果が期待出来るとして注目されているのです。

しかし、多く摂取し過ぎると中毒症状を引き起こす可能性もあるので、適量を守る事が大切です。

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