ヨーロッパでは、果実の代名詞とされるくらいのりんごですが、日本でも、温州みかんと並ぶほど、代表的ものですよね。
そんな身近すぎる果物ゆえに、あまり考えずに手に取っていませんか?
目次
美味しいりんごの選び方とは?
せっかくりんごを食べるなら、美味しいものを選びたいですよね。
色を見る?
りんごは、日に当たることで着色されます。ということは、赤ければ赤いほど熟した証拠になるわけですね。
ポイントとしては、果実全体が赤い物を選ぶようにします。
更に注意すべき点は、底のおしりの部分です。ここが赤くなっているか、または、透き通った感じの黄色やオレンジ色になっていたらオッケーですよ。
太陽に透かしてみて、透明感のあるものは蜜入りりんごの証です!
重さを感じる?
美味しさの証である、果汁がたっぷり入っているりんごを選びたいですよね。
そこで次に、重さに注目します。もちろん、品種により標準果実の大きさが異なりますが、大き過ぎる果実は水っぽく、小さいものは未熟で酸味が強い可能性が高いので、中玉を選ぶようにします。
おしりを見る?
りんごの糖分は、下に下にとおしり(底の部分)に溜まるようになっています。ですから、その色や形を確認することは大切ですよ。
おしりの色については、先にお話しした通りですが、形は、深くくぼんでいて、その回りは丸みを帯びており、左右対象で変形していないものが理想です。
ツヤを見る?
たまに、りんごの表皮がワックスで磨いたかのようにツヤがあるものを見かけませんか?
あれは、ワックスではなく、完熟した果実を外敵から守るために、りんご自身が出しているロウ物質なのです。
軸は?
りんごは、軸から栄養を取り込みます。ですから、軸を見ることも、美味しいりんごを選ぶためには必要なのです。
その他
一般的なりんごは、葉を取り、袋をかけることで、均一にきれいに着色させます。
実際は、無袋の方が太陽をたくさん浴びて、糖度が高い傾向にあるのです。ただ、表皮の色はまばらで鮮明になりません。
ですから、無袋の場合は、緑色が抜けてさえいれば、美味しいりんごということになります。
また、葉取らずりんごの場合も、葉で隠れている箇所は、色付きが悪くなりますが、葉を残していることで、栄養がたっぷり果実に行き渡るため、美味しいりんごになります。
もちろん、無袋りんごと同じく、色付きはまばらになります。
りんごと言えばふじやつがるがメジャーだけれど美味しいの品種は?
赤りんご
ふじ(無袋だと、「サンふじ」になります。)
ジョナゴールド
つがる
紅玉
強い酸味と、噛み締めると後からほんのり甘みがやってきて、あと味スッキリなのが特徴です。
こうとく(こみつ)
秋映
シナノスイート
青りんご
王林
ぐんま名月
黄りんご
金星
シナノゴールド
まとめ
りんごを選ぶ際のポイントについてお話ししてきました。当たり前のように身近にある果物ですが、実は品種は多岐に渡り、食感も味も様々なものがあります。
是非、色々食べ比べて、これ!といったあなただけのベスト1を決めてみてはいかがでしょうか。