「1日1個のりんごは医者を遠ざける」なんてことわざがあるくらい、健康効果が抜群なイメージのあるりんご。
そんなりんごを、朝食べる習慣をつけて、健康になりたいと考えているあなたへ、是非、そのメリットとデメリットを詳しくご紹介したいと思います。
目次
朝りんごを食べると体に良いの?メリットとデメリットは?
朝りんごのメリットは?
安価である
季節を問わず手に入る
お腹が膨れる
1個218kcalと、お茶碗1杯分の白米程度のカロリーがあるため、腹持ちも良いです。
栄養豊富である
一番注目すべきは、りんごポリフェノール(プロシアニジン)です。
抗酸化作用があり、アンチエイジングの期待ができます。美肌にも効果がありますよ。
その他にも、脂肪の吸収を阻害したり、気になる脂肪を燃焼させたりと、ダイエット効果があり、悪玉コレステロールを下げてくれる効果もあります。また、口腔ケアにも欠かせません。
歯垢がつきにくい環境に導いてくれたり、虫歯の発生を抑えてくれます。気になる口臭予防もできますよ。
また、りんごペクチンと言われる食物繊維も豊富で、体に不必要なものを絡め取って排出する役割があるため、便秘にも効果的です。
腸内の環境を整えてくれる作用もあり、下痢の症状も和らげてくれます。
朝りんごのデメリットとは?
先にメリットとしてお伝えしたりんごペクチンですが、その効果が発揮されるのは、適切な量を食べた時の話です。
当然、食べ過ぎてしまえば、食物繊維を摂り過ぎてしまう結果となり、便秘を促進させたり、逆に下痢を引き起こしたりと、腸内環境を悪化させてしまいます。
どれぐらい食べるのが良いの?
では、りんごのメリットをきちんと発揮させるためには、適量がどの程度なのか気になりますよね。
そこで、気を付けるべき目安は、カロリーと糖質の量です。特に果物は糖分が多いので、注意が必要になります。
年齢や性別により、必要摂取量に違いはありますが、おおよそ1食あたりに必要なカロリーは、600kcal程度です。先にお話しした通り、りんご1個は218kcalほどですので、その点では問題はありません。
ただし、糖質は1食あたり20~35gが目安と言われているため、りんご1個は43gにもなり、オーバーしてしまいます。
りんごだけって健康に悪い?
1日3食きちんと取る人なら、1食だけ、りんごに置き換えるのもありです。
朝にりんご置き換えダイエットを行えば、先にお話しした通り、体を目覚めさせ、代謝をアップさせ、午前中から活動的に生活を送ることができます。腹持ちも良いので、お勧めですよ!
朝りんごを食べるならおすすめの食べ方は?
もちろん、よく洗ったりんごを、皮ごと丸かじるするのが一番簡単で、栄養を取り入れることができます。顎も鍛えられますしね。
ただ、これは厳しいという人も多いでしょう。その場合には、皮ごとすりおろしたり、小さく角切りにすれば、楽に摂取することができます。
もし、りんごだけにこだわらないなら、発酵食品で同じく腸内環境を整えてくれる、ヨーグルトに乗せて食べれば、より効果的ですね。
すりおろしたりりんごを、自家製ドレッシングにしたり、焼いた肉のソースにしてみるのも良いですね。ちなみに、りんごペクチンは、肉などのタンパク質を柔らかくする効果もありますよ。
ただし、生食に飽きてしまうこともありますよね。そんな時は、りんごのシロップ煮がお勧めです!
<材料>
りんご (大)2個、砂糖 1/2カップ
<作り方>
①りんごをよく流水で洗います。
②①のりんごを皮ごと5ミリ幅のイチョウ切りにします。
③鍋(りんごは酸が強いので、ほうろう鍋を使って下さいね。)に②と砂糖を投入して、軽く混ぜ合わせてから、蓋をします。
④砂糖が溶けたら、中火にかけます。焦げ付かないように、時々蓋を開けて、混ぜるのをお忘れなく。
⑤りんごが透明になったら、蓋を外して、余計な水分を飛ばしたら出来上がです。
ジャムのようにトーストに乗せたり、ヨーグルトと合わせても美味しいですよ。シナモンパウダーを合わせれば、アップルパイのフィリングにもなります。
まとめ
朝りんごには、ばっちり健康効果があることがお分かりいただけたかと思います。
もちろん、食べ過ぎによる弊害はありますが、適量を守れば、メリットは盛りだくさんです。1食置き換えダイエットもお勧めですよ!