カニステルを食べた人の感想を聞くと、賛否両論です。なぜ乾燥に差が出てしまうのでしょうか?
目次
カニステルを食べた感想はまずいという人が多い?
カニステルについて調べてみると、実食した人の感想がたくさん出てきます。
なかでも「おいしくない」や「まずい」といった感想が出てくることも。
おいしくない原因はいくつかあるようですが、カニステルは水分が少ないことから口の水分を奪われて飲み込めない。
他のフルーツのような感覚で食べるとそのギャップで美味しいと思えないなどカニステル独特の食感にも原因があるようです。
その理由を紐解いていくと一つの答えが・・・追熟が原因?
カニステルは完熟していないとはっきり言って「まずい」といわれる果物です。
熟していないカニステルは硬く、ヤニ臭がきついためとても食べられる状態ではありません。
カニステルを追熟させる方法は?
カニステルを追熟させて美味しく食べるには、常温保存で時間をかけるか、他の方法で早く完熟状態にすることが重要です。
常温保存では風通しが良い冷暗所にカニステルを保存して1~3週間待つと完熟状態になります。
また、リンゴと一緒にビニール袋に入れて追熟を促す方法やヘタの部分に塩を塗り込んで早く追熟させる方法、泡盛を振りかけて袋に入れて保存し追熟させる方法などがあります。
いずれの方法でもカニステルの状態をよく観察して、食べごろになる時期を見逃さないことが重要です。
ボソボソして喉が渇くというのも原因?
カニステルは水分が少ないことから、食べていくうちに口の水分を奪われて飲み込めないことがあります。
この食感こそが別名である「エッグフルーツ」や「クダモノタマゴ」の由来とされていて、まるで固ゆで卵の黄身のような食感です。
10個に1つとても美味しいと言われている
そんなカニステルですが、そもそも数個~数十個に一つおいしいもの=当たりがあるとされるほど味に個体差がある果物でもあります。
追熟をがんばってもカニステルそのものがはずれの個体だった場合はどうしても美味しく食べることが難しいでしょう。
カニステルは皮の間際は美味しいけれど種付近はまずい?
カニステルは半分に切ってそのままスプーンで食べるのが一般的ですが、表皮のギリギリまで食べられるのも特徴です。
皮付近は美味しく食べられるのですが、種付近はえぐみが強く、美味しくはないようです。
まとめ
カニステルの味について、まずいと言われるのには様々な理由があるようです。
追熟がうまくできていない場合、食感が他のフルーツと違い食べづらい場合、そもそもカニステル自体がはずれだった場合など。
カニステル自体がまずい場合はどうしようもありませんが。