みかんは冬の定番の果物ですよね。

サッパリとした味わいで、気が付くと「いっぱい食べていた」なんて事もありますよね。

みかんは甘酸っぱい味わいとなっており「カロリーが低い」と感じている方も多いですよね。

今回は【みかんは食べ過ぎると太るのか?】【みかんの食べ過ぎは下痢や腹痛、体が黄色くなるのか?】についてご紹介します。

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みかんに含まれている栄養と期待できる効能は?

ビタミンC

みかんはたっぷりのビタミンCが含まれています。

ビタミンCには肌細胞を活性化させる働きがあり、シワやシミの予防、潤いといった多くの美容効果が期待できます。

またビタミンCは免疫力アップに大きな効果があり、風邪予防やインフルエンザ対策といった効果にも期待ができます。

ペクチン

ペクチンは食物繊維の一種です。

整腸作用や便秘解消に効果的な成分です。

腸内環境が整う事によって、蓄積されている毒素や老廃物の配収津にも効果的でアンチエイジング効果が期待できます。

クエン酸

クエン酸は疲労回復効果が期待できる成分です。

酸っぱさを感じられる食品に多く含まれている成分ですが、みかんに含まれているクエン酸量は1個で1日分とも言われています。

ヘスペリジン

ヘスペリジンはみかんの果肉にも含まれている成分ですが、薄膜や白い筋に多く含まれている成分です。

ヘスペリジンには毛細血管を丈夫にさせる働きがあり、動脈硬化予防に効果的です。

さらにみかんはビタミンCが豊富となっていますが、ビタミンCは熱や水に弱い性質があり、摂取しても全てを吸収する事ができないのです。

しかし、ヘスペリジンにはビタミンCの吸収をサポートする働きがあり、しっかりとビタミンCを摂取する事ができるのです。

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みかんを食べすぎると体に悪影響があるって本当?

カロリーが高くて太る?

みかんはさっぱりとした味わいとなっている事もあり、「カロリーが低い」と思ってしまいますよね。

みかんのカロリーは1個あたり30~40cal程となっています。

カロリーが低いので「太らない」と安心してはいけません。

まず、みかんは水分が80%程含まれており、食べると体が冷えやすくなり代謝が衰えてしまいます。

またみかんには、糖分である果糖が多く含まれています。

この果糖は砂糖といった糖分よりも体に蓄積され易くなっており、太りやすくなっているのです。

下痢や腹痛を起こすって本当?

みかんを食べると下痢や腹痛を起こすと言われていますが、これはみかんに含まれている成分が関係しています。

みかんには多くのビタミンCやクエン酸が含まれており、胃荒れや下痢の原因となる事があります。

またみかんに含まれているペクチンは整腸作用に効果的となっていますが、摂取過多はお腹が緩くなる原因となり、下痢になる事があります。

手足が黄色くなる理由とは?

みかんを食べると手足が黄色くなるなんて方はいらっしゃいませんか?

これは皮膚が黄色に変色する「柑皮症(かんぴしょう)」という症状なのです。

みかんにはカロテンが多く含まれていますが、このカロテンが皮膚表面や皮下脂肪に沈着する事で発生します。

食べ過ぎると起こり得る症状なので、黄色くなってきたらみかんを食べるのを辞めると自然に治ってきます。

あとがき

みかんは多くの栄養が含まれていますが、食べ過ぎは腹痛や下痢、手足が黄色くなるといった症状の原因となってしまいます。

適量を守って食べる事で健康面や美容面に効果的となるので、くれぐれも食べ過ぎには注意してください。

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