味が一定ではなかったり追熟に時間がかかったりいろいろと難しいカニステルですが、保存方法も難しいのでしょうか。
目次
カニステルの保存方法は?
カニステルの保存方法は、大きく分けて3つで、常温保存、冷蔵保存、冷凍保存が可能です。
常温保存する場合は直射日光が当たらない風通しのいい冷暗所で保存します。
熟していないカニステルは常温保存がいい?
前述したとおり、常温保存しているカニステルは追熟を続けています。カニステルは収穫時にはまだ硬く、購入した後でもまだ完熟していないことがほとんどです。
よって、買ったばかりのカニステル=まだ熟していないカニステルについては常温保存を行うのが良いでしょう。
冷蔵庫で保存は可能なの?
常温で追熟されるということについて説明しましたが、冷蔵庫での保存はだめなのでしょうか?結論は、完熟状態のカニステルについては可能です。
冷蔵庫に入れるとその時点で追熟が止まってしまいますので、完熟前のカニステルは冷蔵庫で保存することはできません。
冷凍保存はできるの?
冷凍保存については、完熟していて追熟の必要がないカニステルに関して可能です。
カニステルの皮を剥いて、食べやすい大きさにカットしたらフリーザーパックなどに入れて冷凍保存しましょう。
冷凍することで長期保存が可能になりますが、こちらも追熟することができなくなってしまうので必ず完熟したカニステルに行いましょう。
カニステルを日持ちさせるコツと、食べごろの見極めは?
カニステルは買ってきた段階で追熟の必要があるため、購入から実際に食べるまでに時間がかかります。
ここでカニステルをダメにしないだめには、常温保存の際には風通しがいい冷暗所での保存ということに注意をすることが大切です。
追熟が完了してから日持ちさせるためには冷凍保存が有効です。食感は多少変わってしまいますが、長期保存が可能になります。
カニステルの食べごろについては、果実の表面が濃いオレンジ~茶色に変化してきたり茶色っぽいまだら模様が浮かび上がってくる、皮が割れてはじけているなど見た目の変化でわかります。
こんなカニステルは食べないほうがいいっていう状態は?
完熟状態の食べごろとは反対に、食べない方が良い状態についてもご紹介しておきます。
まず、色が綺麗でも果実自体が硬い状態のカニステルは熟していませんので食べない方が良いでしょう。
場合によっては包丁やナイフれきれないほど硬いものもありますので、その場合は追熟させてから食べましょう。
また、カニステルは時間をかけて追熟させる必要がある果物です。
しかし表面に傷などがあると追熟しているときにそこから痛んでしまう可能性がありますので避けましょう。
まとめ
カニステルの保存方法や食べごろについて様々なことがわかりました。いずれも重要なキーワードは「追熟」のようですね。
保存の際には追熟をしているか、いないかをターニングポイントとして保存方法を選びましょう。