みかんの旬の時期になると、スーパーなどの店頭には箱に入ったみかんが大量に並べられます。

そしてみかん好きの筆者は、もちろん箱買いでみかんを買って家にストックしておきます。そんなみかん好きの方、多くないですか?

そして、「箱買いしたみかんが酸っぱかった…。」なんていう経験がある方も多いと思います。

そんな時皆さんはどうしますか?「ハズレだった…。」なんて諦めて、酸っぱいままのみかんを食べますか?

実は、私も最近知ったことなんですが、みかんは揉むと甘くなるんです。とても簡単な方法で驚きですよね。

しかし、どうして酸っぱいみかんを揉むだけで甘く感じるようになるのでしょうか?実は、これにはクエン酸が関係しているようなのですが、どうしてなのでしょうか?

そこで今回は、「みかんを揉むと甘くなる原因はクエン酸にあった!理由を解説!」についてお話したいと思います。

みかんを揉むと甘くなるって迷信?それとも真実?


早速ですが、みかんを揉むと甘くなるという話を聞いたことあると思いますが、それって迷信なのでしょうか?それとも真実なのでしょうか?みなさんはご存知ですか?

実は、この話は真実なのです。

みかんは、揉むことにより確実に甘く感じるようになります。

それはなぜなのか、理由が気になりますよね。それではこれから詳しくご説明していきましょう。

なんで揉むと甘くなるの?


なんでみかんを揉むだけで甘くなるのでしょうか?これは、みかんに含まれている「クエン酸」が大きく関係しています。

みかんを揉むと、みかんの細胞が衝撃を与えられて傷ついてしまいます。すると、みかんは傷を修復するために、酸味の原因である「クエン酸」を消費していきます。

また、この時同時に、みかんの呼吸も盛んになり、どんどん「クエン酸」を消費していきます。すると、みかんに含まれているクエン酸が減っていき酸味が減るのです。

そして、結果的に甘味を強く感じるようになるんです。

つまり、揉むことにより甘味が増えているのではなく、酸味の原因である「クエン酸」が減るために甘みを強く感じるようになるのです。

しかし、注意しなければいけないことがあります。

それは、みかんを強く揉み過ぎないことです。強く揉み過ぎると食感が悪くなり美味しくなくなってしまいます。

優しく揉むようにして下さいね。

みかんは食べる直前に揉む!揉んでから放置すると痛みやすい?

教師
みかんを揉むと甘く感じるようになるのはよくわかりましたが、みかんはどのタイミングで揉んだらよいのでしょうか?

直前なのでしょうか?それとも揉んでから、数日放置しておいた方が良いのでしょうか?

答えは、食べる直前に揉むのが正解です。

みかんは揉むと甘みを強く感じるようになります。しかし、揉むことにより、みかんの細胞は傷つけられた状態なので、とても傷みやすい状態にあります。

そのため、揉んでから放置しておくとあっという間に傷んで腐ってしまいます。

なので、食べる直前に揉むようにしましょう。直前と言っても、揉んでから2~3時間程度の間は傷まずに甘みを強く感じられる状態にあるので、2~3時間程度は問題ありません。

まとめ

今回は、「みかんを揉むと甘くなる原因はクエン酸にあった!理由を解説!」についてお話してきました。

みかんは揉むことにより甘くなるのではなく、クエン酸が消費されることにより酸味が減り、甘味を強く感じるようになるということが分かりました。

もしも酸っぱいみかんに出会ってしまったら、是非みかんを揉んであげてくださいね。

しかし、いくら揉むと甘くなるからといっても、強く揉み過ぎないように注意しましょう。せっかくのみかんが美味しくなくなってしまいますからね。

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