秋になると店頭では栗を見かける事ができますよね。
ホクホクとした食感と濃厚な甘味は焼き栗だけでなくモンブランといったスイーツでも美味しく味わう事ができます。
さて、栗と一口に言ってもたくさんの品種がある事をご存知でしょうか。
栗には「丹沢栗」という品種もあり、高い人気となっています。
丹沢栗とは?
丹沢栗は1959年に「乙宗(おとむね)」と「大正早生」の交配によって誕生した品種です。
日本で2番目に生産されている栗?
丹沢栗の味の特徴は?
果実の大きさは25g程度で、早生品種としては大きいサイズの品種です。
果形は帯円三角形、果頂部はやや尖っていて、果肉は淡黄白色で肉質はホロホロとしています。
丹沢栗の旬の時期と主な生産地はどこ?
丹沢栗は北海道と沖縄を除く全国各地で栽培が行われている品種です。
そんな丹沢栗は早生種となっており、8月~9月が旬の時期となっています。
美味しい丹沢栗の選び方とは?
丹沢栗は早生種となっているので、早く栗を堪能されたい方にピッタリな品種ですよね。
でも、せっかく食べるのであれば「美味しい丹沢栗」を味わいたいですよね。
そこで美味しい丹沢栗の選び方をご紹介致します。
・皮に張りとツヤがある物
・手に持った時、ずっしりとしている物(重みを感じない丹沢栗は水分が抜けており、甘味や香りが半減しています)
・黒っぽくなっていないもの(黒っぽい物は収穫から日にちが経っています)
丹沢栗の美味しい食べ方とは?
丹沢栗は早生種なので、晩生種と比べると甘味が衰えています。
その為、晩生種が好きな方にとっては焼き栗にすると物足りなさが感じられてしまいます。
そんな丹沢栗は甘露煮やマロンペーストといった甘味のある加工品にするとより美味しく食べる事ができます。
あとがき
丹沢栗は早生種ながら大きなサイズとバランスの整った味わいが魅力的な品種となっています。
全国各地で栽培が行われており、ポピュラーな品種でもあり、誰しもが一度は口にした経験があると思います。