イガイガが特徴的な秋を代表する栗。

焼き栗だけでなく揚げてもホクホクとした食感が堪りませんよね。

さて、栗を食べようとした時、中に虫が入っている光景を見た方は多いですよね。

やっぱり虫が入っていると気持ち悪くて捨ててしまうと思いますが、捨ててしまうのも勿体ない気もしますよね。

そこで今回は【栗の虫だしの方法とは?;中に虫がいても食べられるって本当?】についてご紹介致します。

スーパーの栗は実は下処理されていて虫食い栗は少ない

黒板
栗をスーパーで購入する方は多い途思われます。

スーパーで販売されている栗は消毒などの下処理がしっかりと行われた状態で販売されています。

その為、稀に虫食いの栗は入っている事もありますが、ほとんど見かける事はありません。

拾ってきた栗は放って置くと虫食いになるって本当?


栗と言えばやはり「栗拾い」が醍醐味の一つですよね。

そんな栗拾いで拾ってきた栗は放っておくと虫食いになってしまうのです。

それは、幼虫が既に栗の中に入っているからです。恐らく8~9割の確率で虫が入っていると言ってもいいですね。

中に虫がいるか見分ける方法はあるの?


やっぱり皮を剥いた時に虫が出てくると、とても気持ちが悪いですよね。

食べる前に中に虫がいるかどうか知ることができる方法がないのかとても気になりますよね。

実は中に虫がいるのか見分ける方法があるのです。

まずは【穴が空いていないもの】です。

穴が空いている栗のほとんどは、中に虫がいる可能性があります。穴が空いていたら皮を剥かないで捨てるとよいですね。

次に【水に浮かべたら浮いてくるもの】です。

バケツなどに水を入れ、栗を入れて半日程放置するだけです。

表面に浮かんでくるものは中身が虫に食べられているスカスカ状態なので、浮かんでくるのです。

水に沈んでいる物だけを食べると良いですね。

そして【平らな所に置く事】です。

栗を平らな所に置いて白い粉状の物が出てくる栗は虫食いの被害になっている栗です。

平らな所に置いても白い粉状の物が出てこないものをチョイスすると良いですね。

拾ってきた栗は素早く虫だしの下処理をすることが重要

ポイント
拾ってきた栗のほとんどは中に虫がいる状態となっています。

そんな拾ってきた栗は素早く虫だしの下処理を行う事が重要なのです。

簡単な下処理方法は水に浸けるだけ

手間もかからず下処理を行う方法として「水に浸けるだけ」という方法があります。

水に浸けるだけで下処理ができるなんて信じがたい話ですが、一体どのようにして行うのかとても気になりますよね。

もっと確実に下処理をしたかったら茹でる!やり方は?

水に浸けるだけでも下処理となりますが、より確実に下処理を行いたいのであれば、「茹でる」という方法がおススメとなります。

1、鍋に水を入れ火にかける

2、80℃くらいにさせる(沸騰するちょっと前)

3、栗を入れて2分程低温で茹でる

たったこれだけで大きな下処理となります。

実は中に虫がいても食べても大丈夫って本当?


中に虫がいないと思って食べていても、実は虫がいる事も多くあるのです。

そうなると「食べても大丈夫?」と心配になってしまいますよね。

勿論食べても大丈夫な虫です。

しかも、食べるとクリーミーな味わいが楽しめるとして「食べられる虫ハンドブック・うまい昆虫ベスト10」の9位になっている虫でもあるのです。

意外な話ですよね。

栗は熟成させると更に甘くて美味しくなるって本当?

考える女性
栗って甘味が薄い物もたくさんありますよね。

「もっと甘くて美味しければ」なんて思う方もいらっしゃるのでは。

実は栗は熟成させると、より甘くて美味しくさせる事ができちゃうのです。

甘くなる熟成方法がとても気になりますよね。

あとがき

スーパーで販売されている栗のほとんどは虫食いがありませんが、栗拾いで拾った栗の多くが中に虫がいる状態となっています。

そんな虫出しの方法はたくさんあるので、栗拾いを行った時に是非参考にして頂きたいと思います。

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