秋は沢山の味覚が楽しめる季節でもありますが、中でも芳醇な香りとスッキリとした甘さ、シャリシャリとした食感が魅力的ですよね。

さてそんな梨は秋を代表する味覚の一つでもありますが、なんと冬まで食べられる品種がある事をご存じでしょうか。

そんな品種があったら梨好きには堪らない話となりますよね。そんな梨こそ「新興梨」なのです。

そこで今回は【冬まで長く食べられる⁉新興梨の特徴や旬とは?】についてご紹介致します。

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新興梨とは?

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新興梨は新潟県農事試験場にて1932年に誕生し、1941年に誕生した品種です。

親は?

新興梨は誕生当初、「二十世紀」と「今村秋」の交配によって誕生したと考えられていましたが、DNA検査によって「二十世紀」と「天の川」の交配によって誕生した事が明らかとなっています。

新興梨の味や大きさの特徴は?

味の特徴は

新興梨はしっかりとした甘さの味わいです。

ほんのりと酸味も含まれているので、しつこさが感じられない味わいとなっています。

スッキリとした甘酸っぱさなので、いくらでも食べれちゃう美味しさです。

大きさは?

新興梨は1個の重量が400~500g程と大きめのサイズです。

梨の平均重量は350g程となっているので、存分に梨を堪能されたい方にピッタリな品種です。

また梨と言えば、丸い形が可愛らしいですよね。新興梨は形がいびつなものが多い傾向にあります。

スーパーや青果店で梨が売られている時は、お尻がしたになって置かれていますが、お尻がゴツゴツとしているので、逆さまに置かれていることがあります。

店頭で逆さの状態で梨が置かれていたら、新興梨の可能性が高いですね。

固さや歯ざわりは?

新興梨は果汁がたっぷりと含まれており、みずみずしさが口いっぱいに広がります。

程よい硬さがあるので梨特有のシャリシャリ感も楽しめます。

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新興梨の旬の時期と栽培されている地域は?


新興梨は新潟県が主な産地となっています。新潟県に次いで、鳥取県や大分県、熊本県と全国各地で栽培が行われています。

そんな新興梨は10月下旬~11月下旬が旬の時期となっています。

新興梨は貯蔵性に優れた品種となっているので、1月や2月でも美味しく味わえる品種です。

冬でも梨を味わいたい方におススメな品種ですね。

新興梨は人気種?

ポイント
梨と言えば「幸水」や「豊水」といった品種がとても人気がありますが、新興梨も人気が高い品種なのです。

梨全体の生産量の中で、新興梨は5番目の生産量となっています。

人気品種でもある新興梨を是非味わってみては如何でしょうか。

あとがき

いびつな形ながら美味しい味わいが魅力的な新興梨。

果汁もたっぷり含まれており、冬でも美味しく食べれる品種となっているので、長い時期で梨を味わいたい方におススメしたい品種ですね。

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