秋の味覚の一つ梨の訪れを心待ちにしていらっしゃる方が沢山いらっしゃいますよね。
シャリシャリとした食感と爽やかな甘味、果汁がたっぷりと含まれたジューシー感は秋の訪れを心待ちにしている方にとっては堪りませんよね。
さて、梨にも沢山の品種がありますが、「菊水」という品種をご存知でしょうか
そこで今回は【菊水という梨の品種の特徴と旬とは?】についてご紹介致します。
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目次
菊水とは?
菊水は「幻の梨」とも言われている品種で1927年に誕生した品種です。
読み方は?
「菊水」の読み方をご存知でしょうか?、菊水は「きくすい」と読みます。
親は?
菊水は「太白」と人気品種でもある「二十世紀」の交配によって誕生した品種です。
菊水は梨の三水の一つ
菊水は「梨の三水」の一つにもなっている品種です。
「三水」とは梨といえば梨の魅力とも言えるジューシーさが存分に味わえる梨を指しています。
菊水の他に「幸水」、「新水」がありみずみずしさを楽しみたい方におススメとなっています。
菊水の味や大きさの特徴は?
味の特徴は
菊水は糖度がとても高い品種です。
梨の平均的な糖度は10度程となっていますが、菊水はなんと糖度が15度にもなる甘味を秘めています。
とても高い糖度がありながらも、ほどよい酸味が含まれているのでしつさが感じられずにいくらでも食べれちゃう美味しさです。
大きさは?
菊水は大きさが350gと平均的な大きさです。
形は丸形の梨らしい可愛らしい形となっています。
固さや歯ざわりは?
菊水はみずみずしくサクッとした食感とジューシーさが魅力的な品種です。
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菊水の旬と栽培されている地域は?
菊水は和歌山県などで栽培されています。
そんな菊水は9月中旬~下旬が旬の時期となっています。
実は菊水は定番種になれなかった!?
秋になると「幸水」や「豊水」、「二十世紀梨」と定番の梨がずらりと店頭に並んでいますよね。
菊水もそんな定番種の一つとなっていますが、誕生当初は定番種になれなかった品種でもあるのです。
その原因となっているのが「日持ち」です。菊水は日持ちがしない品種となっていた事で定番種にはなれない品種でした。
しかし、糖度の高さや美味しい味わいが人気となり定番種として親しまれるようになったのです。
美味しい菊水の選び方とは?
菊水は古き良き梨の品種として今も尚多くの方から親しまれています。
そんな美味しい菊水の選び方をご紹介致します。
・全体的にふっくらとしていてハリのあるもの
・手に持った時にずっしりとした重量感があるもの(みずみずしさがバツグンです)
・軸が枯れていない物(枯れている物は収穫から時間が経過している)
あとがき
菊水は誕生から誕生から半世紀以上経った今でも多くの方から親しまれている品種です。
高い糖度がありながらも、いくらでも食べれちゃう美味しさとなっていますので、出会ったら是非とも味わって頂きたい品種となっています。
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