日常生活ではあまり聞かないゴールドコット。実はアンズの品種の名前のひとつです。

そこで今回はかっこいい名前のアンズ、ゴールドコットについて紹介します。

ゴールドコットとは

黒板
アンズの品種は大きく分けて東洋系(東亜系)と西洋系(欧州系)の2種類に分類されており、ゴールドコットとはアメリカで作られた西洋系のアンズの一種です。

1967年(昭和42年)に日本に伝わりました。西洋系アンズには他にもハーコット、プリン、と呼ばれる品種があります。

ちなみによく言われるアプリコットとは英語名の為、品種ではありません。

アンズの原産地は中央アジアからヒマラヤ西北部、中国東部だといわれています。中央アジアからヨーロッパに伝わった品種は西洋系と呼ばれ甘く改良されました。

また中国で育った品種は東洋系と呼ばれ、こちらは梅などとの交雑した影響もあり、酸味が強いものが多いようです。

その為西洋系の品種であるゴールドコットは酸味よりも甘さが経ち、生食に向いています。

ゴールドコットの色は橙色から山吹色で、ハーコットに比べると黄色味が強いです。これが名前にゴールドとつく由来かもしれません。

大きさは1個50~60gで中玉と呼ばれるサイズで、果実の形は短い楕円型をしています。まるで小さい梨のようなフォルムです。

病気に耐える力が強いことと、果実が裂けることも少ないことから、家庭で育てやすい品種だといえます。

ネットショッピングなどで苗木が販売されていることにも納得ですね。

受粉は1本で行えますが、他の品種のアンズ、または梅、桃、すももを受粉樹として一緒に植えると、実の付きがよくなります。

収穫までは3から4年を要し、樹木は3m以内の高さに成長します。3月頃に薄桃色の花弁を5枚持つ、梅のような花を咲かせます。そして落葉樹の為冬には葉を落とします。

庭に植えておけば果実の美味しさの恩恵を受けるだけでなく、季節の移ろいを感じることもできます。

ゴールドコットの味の特徴は?


ゴールドコットは西洋系のアンズの為、糖度は高めです。その甘みの中に適度な酸味があり、コクのある美味しさが特徴です。

また比較的香りが強い品種の為、もぎたてのフレッシュな味を楽しむことができます。

実の厚みは同じ西洋系のハーコットと比べると薄めですが、歯ごたえが比較的ある為ジューシーな果肉感を味わうことができます。

ゴールドコットの旬の時期は?産地は?


収穫は6月下旬~7月中旬にかけて行われる為、旬は夏といえます。寒さに耐える力が強く、また雨の少ない比較的涼しい地域を好みます。

その為栽培は北海道の函館あたりから本州、四国、九州と幅広い地域で行うことができますが、本州では千葉、茨城南部などの暖かい地域での栽培は向いていません。

また四国、九州では内部地域のみで栽培可能です。国内での有名な産地は青森県、長野県、福島県、山形県などです。

ゴールドコットってどうやって食べられている?

ポイント
味の欄にて説明したように、ゴールドコットは酸味が少なく糖度が高いです。その為水洗い後皮を剥かずそのまま食べることができます。

生食用として売られていることがほとんどですが、アンズは熟してから収穫される為収穫後はあまり日持ちしません。その為シロップ煮やジャムにして食べることも多いです。

またアンズは乾燥させると栄養価が高くなります。豊富に含まれる栄養素はベータカロテン、食物繊維、カリウム、鉄などで、目や美肌づくりにいいといわれています。

その為ドライフルーツとして女性からの人気も高い果物です。

最後に

ゴールドコットを通じてアンズそのものを知っていただけたかと思います。

アンズそのものの甘酸っぱい味を楽しむのもよし、甘くジャムにして食べてもよし、となると食べ方のレパートリーがたくさんあって迷ってしまいそうです。

美味しいゴールドコットを食べて、健康的に美しくなりたいですね。

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