皆さん、「黄金桃」を知っていますか?名前だけ聞くとなんだか高級そうな桃を想像しますよね。

今回はこの黄金桃について詳しくご紹介します。

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黄金桃とは?

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まずは黄金桃がどういう風に生まれたのか。また、白桃とはどう違うのかについてご紹介します。

どういう風に品種は生まれた?

「黄金桃」は全国的に広く作られている甘い桃「川中島白桃」から偶然生まれた品種です。

果肉が黄色い黄桃とよばれる桃の仲間で、マンゴーを思わせるような色をしています。

その黄色く美しい容姿から、福を招く縁起の良い果実としても知られています。

黄桃だけれど白桃に負けない品種?

従来の黄桃は主に缶詰などの加工用に生産され使われてきましたが、黄金桃は黄桃の仲間にも関わらずジューシーで甘みが強く、生食に向いた品種なのです。

生食に適した黄桃はとして挙げられるのは、「黄ららのきわみ」や「滝ノ沢ゴールド」「黄貴妃」「スウィート光黄」などが有名です。

黄金桃というのはこれらの品種を総称した名前としても用いられているので、黄金桃といっても色々な品種に分けることができるのです。

黄金桃という桃の味の特徴は?


黄金桃は生食に適した黄桃の総称であるということが分かりました。ではどんな味がするのでしょうか。

やはり白桃に比べて甘さは劣るのでしょうか。見た目の特徴なども併せてご紹介します。

見た目は黄色なの?

一般に販売されている黄金桃は果肉だけでなく、果皮も黄色のものがほとんどですが、これは本来の姿ではないのです。

果実に袋をかけず日光をたくさん浴びさせて育てると実は普通の桃と同様に赤く色づくのです。

黄色い見た目をしているものはすべて袋掛け栽培が行われ、日光を浴びなかった桃なのです。

どんな味なの?

太陽の光を浴びないので甘くならなさそうと思うかもしれませんが、今では品種改良がどんどん行われ強い甘味と適度な酸味があり、白桃にも負けないほど濃厚なおいしさを誇っています。

また前述の通りたくさんの品種があり、かすかにマンゴーの香りのする品種まであります。

食感は?

肉質は缶詰に使われる黄桃のように硬いものではなく、白桃に近いややしっかりとした食感となっています。

果汁もたくさん含まれているのでジューシーな味わいです。

黄金桃の旬の時期はどこで主に栽培されているの?


黄金桃は白桃に劣らず甘くておいしいということが分かりました。では旬はいつなのでしょうか。

また、どこで栽培されているのでしょうか。ご紹介します。

旬はいつ?

収穫時期は8月中旬ごろから9月下旬ごろまでとなりますが、これは産地によっても多少ずれますがおおむね当てはまります。

これに合わせて旬の時期は8月下旬ごろから9月の中旬ごろとなります。これは桃の中では比較的遅いほうです。

どこで栽培されるの?

全国に出回っている黄金桃ですが、栽培面積で見ると全体で約130.1haあります。そしてこのうち約50%を長野県が占めています。

また、山梨県や福島県でも同様に栽培が行われています。

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おいしく食べるには?おいしい桃の見分け方とは?

ポイント
黄金桃は旬が8月下旬から9月中旬で遅く、長野県で多く生産されているということでした。

では最後にお店でおいしい黄金桃を見分ける方法についてご紹介します。

黄金桃は黄色いのでなかなか難しいかもしれませんが、なるべく色が鮮やかなものを選ぶことをお勧めします。

また、左右対称になってバランスが良く、表面がしっとりとしていて傷のないものを選ぶと良いでしょう。

まとめ

以上、黄金桃についての紹介でした。いかがでしたでしょうか。

黄金桃は生食用の黄桃の総称で、白桃に劣らず甘くておいしいということでしたね。

食べたことがない方は是非食べてみてくださいね。

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