「柑橘類の大トロ」と呼ばれている柑橘類をご存ですか。

それは「せとか」です。

酸味がほとんど無く濃厚な甘みとフレッシュな果汁が魅力的で、メディアでも人気となっている柑橘類ですが、そんなせとかの栄養や期待できる効能をご存でしょうか。

そこで今回は【せとかの栄養や期待できる効能とは?】【せとかの食べ過ぎは体に害となるのか?】についてご紹介致します。

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せとかの栄養と期待できる効能は?

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βカロテン

せとかにはβカロテンが豊富に含まれています。

βカロテンは免疫力を高める効果があり、ビタミンAへと変化する成分で肌細胞を作り出す働きや修復する働きに優れており、美肌維持に欠かせない成分です。

ビタミンC

柑橘類と言えばビタミンCですが、せとかにもビタミンCがたっぷりと含まれています。

ビタミンCは免疫力を高める効果があり、風邪やインフルエンザ予防に効果的な成分です。

また肌細胞を活性化させる働きがあり、潤いやハリといったアンチエイジング効果が期待できます。

β-クリプトキサンチン

β-クリプトキサンチンには、骨の形成を維持する働きがあり、骨粗鬆症に効果的とされています。

また、多くの方が抱えている糖尿病の予防や「改善にも有効的な成分となっています。

シネフリン

シネフリンは柑橘類に多く含まれており、酸味が感じられる成分で、果肉部分だけでなく皮にも多く含まれています。

シネフリンには、脂肪の代謝効果や交感神経を刺激する働きや、気管支の筋肉を弛緩させる効果があり、風邪による咳の緩和や喉の痛みの緩和に大きな効果を発揮します。

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せとかを食べ過ぎると体に悪いことってあるの?


さまざまな栄養素は含まれているせとかですが、食べ過ぎは体に悪いのかが気に掛かりますよね。

せとかを食べ過ぎると下痢になる可能性があります。

せとかにはたくさんのビタミンCが含まれていて、美容にも健康にも大きな効果を齎してくれますが、肝機能の働きを低下させる働きがあり、消化不良による下痢が起こる可能性があります。

また、せとかを食べ過ぎると手足が黄色くなる柑皮症が起こる可能性もあります。

「みかんの食べ過ぎは体が黄色くなる」という話を聞いた事があるかと思われますが、これはみかんを始め柑橘類に含まれているβカロテンの色素が肌細胞に浸透する事で起きる症状です。

せとかの食べ過ぎはβカロテンの摂取過多となり、柑皮症になる可能性がありますが、せとかを食べるのを中止する事で自然と元通りになります。

またせとかは、甘みが強い分、糖質もたっぷりと含まれていますので、糖質の摂取過多は肥満の原因にも繋がってしまいます。

1日どれくらい食べるのが適量なの?


せとかを美味しく健康的に食べるとしたらどのくらいの摂取量が適量なのかが気に掛かりますよね。

【せとかの1日の摂取量は1~2個】が適量と言えます。

あとがき

せとかはたくさんの栄養素が含まれている柑橘類ですが、食べ過ぎは体にとって多くの弊害となってしまいます。

1日1~2個を目安に食べると健康面にも美容面にも影響が無く、美味しく食べる事ができるのです。

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