爽やかな果汁がたっぷりと詰まった八朔は多くの方から親しまれる果物ですよね。

さて、八朔を食べる時、分厚い外皮を捨ててしまう事が多いと思われます。

でも、八朔の皮って捨てるには勿体無い部分でもあるのです。

そこで今回は【八朔の外皮は捨てるには勿体無い部分なのか?】【八朔の外皮は風呂や砂糖漬けとして活用できる?】についてご紹介致します。

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八朔の外皮に含まれている栄養素や期待できる効能は?

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八朔を食べる時捨ててしまっている外皮に「栄養なんかあるの?」と感じてしまいますよね。

実は八朔の外皮は、果実に負けない程の栄養素がたっぷりと詰まっているのです。

ビタミンC

八朔は柑橘系となっている事で、ビタミンCがたっぷりと含まれていますが、薄皮の部分にビタミンCが豊富に含まれているのです。

ビタミンCには免疫力を高める効果があり、風邪を始めインフルエンザ等の感染症予防に大きな効果が期待できます。

さらに、ビタミンCには肌細胞を活性化させる働きがあり、肌の潤いやハリの維持に欠かせない成分となっているのです。

クエン酸

たっぷり睡眠を行っても「疲れが取れない」なんて方が多くいらっしゃいますよね。

これは疲労感やストレスを感じる事で分泌される乳酸が蓄積され、体内が酸性となってる事が大きな原因となります。

八朔の皮には、クエン酸には体内をアルカリ性にする働きがあります。

人の体内は正常な状態だとアルカリ性に保たれた状態となります。

クエン酸を摂取すると、体内がアルカリ性に保たれた状態となり、疲労回復やストレス軽減に大きな効果が期待できます。

ナリンギン

八朔を食べると「苦い」と感じる事がありますよね。

これはナリンギンという苦味成分が含まれているからです。

ナリンギンには高血圧予防や生活習慣病予防と多くの効能が期待できます。

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八朔の外皮をそのまま食べるのは難しい!どういう活用法があるの?

砂糖漬けにしてオレンジピールを作る

八朔の外皮をキレイに剥き砂糖漬けにすると、八朔のオレンジピールを作る事が出来ます。

オレンジの砂糖漬けよりも、香りがよくさっぱりとしており、お菓子の材料にピッタリですね。

マーマレードにする

八朔の外皮をマーマレードにするという活用方法もあります。

ンだけでなく、ヨーグルトやクラッカーとの相性もバッチリですよね。

お風呂に入れる

八朔の皮をお風呂に入れる活用方法もあります。

八朔の皮には、ビタミンCがたっぷりと含まれているので、お風呂のお湯にビタミンCが溶け出しお風呂に入るだけで美容効果を得る事ができます。

また八朔の皮にはリラックス効果を与えてくれるアロマ効果もあり、癒しや疲労回復にも効果的となります。

八朔の外皮って農薬とかが心配!正しい洗い方とかあるの?


八朔の皮は多くの栄養が含まれている事や活用方法が沢山ありますが、農薬が付着していないのかが気に掛かりますよね。

農薬は粗塩で良く擦る事で落とす事ができますが、食材対応の洗剤を使用するとしっかりと洗い流す事ができます。

あとがき

これまで多くの方が捨てていた八朔の皮ってとても栄養が豊富な部分となっているのですね。

八朔の皮はマーマレードやオレンジピールとして味わうだけでなく、お風呂にも活用できちゃうのです。

八朔って実は捨てるところが全く無い果物だったんですね。

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