緑色の鮮やかな果肉から溢れ出す、トロピカルでフレッシュな果汁。

美容にも優れた成分がたっぷりと含まれたキウイはみんな大好きなフルーツですよね。

さて、皆さんいつもどんな品種のキウイを食べていらっしゃいますか。

そもそも、キウイに品種があるの?なんて方もいらっしゃいますよね。

今回は【ヘイワードというキウイの味や特徴とは】についてご紹介致します。

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ヘイワードというキウイとは?

教師の画像
ヘイワードはスーパーを始め、青果売り場でよく見かけられるグリーンキウイです。

1920年代にヘイワード・ライト氏によって発見され、ヘイワードと名付けられています。

日本には、1970年に導入されています。

日本だけでなく、世界中で栽培されているグリーンキウイのほとんどが、このヘイワードとなっており、最もメジャーな存在ともなっています。

主にニュージランド産が輸入されていますが、ニュージランド産が流通されていない時には国内産が流通されています。

形は整った俵型で、表面には無数の産毛が生えています。

果肉は鮮やかな緑色で、果肉の中心部は白く、沢山の種が白い部分を中心に入っています。

重量は100g程で丁度よい大きさのサイズとなっています。

食べた時にどういう特徴があるの?


ヘイワードは甘みがありながらも酸味がしっかりと含まれており、キウイ本来の甘酸っぱさを楽しめる品種です。

かぶり付くとたっぷりの果汁が溢れ出し、果肉のシャキシャキとした食感が絶妙です。

また種の部分がプチプチとしており、この食感も魅力の一つと言えます。

さらに、口いっぱいに広がるキウイの爽やかな香りもヘイワードが人気種となっている証ですね。

ただ、しっかりと完熟していないヘイワードは酸味が強い傾向にあり、キウイ嫌いになってしまう理由の一つとなります。

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旬の時期は?主にどこで生産されているの?

考える女性
ヘイワードは主にニュージーランドで栽培されています。

ニュージランド産は5~12月頃に国内で流通され、ニュージーランド産が流通されない11~5月頃は国内産が流通されます。

国内産は愛媛県や佐賀県を始め、全国各地で栽培が行われています。

ヘイワードのおいしい食べ方


ヘイワードは日本でも馴染み深い品種となっています。

しかし、未熟状態では酸味が強い傾向にあります。

そこで、未熟状態のヘイワードを美味しく食べる方法をご紹介致します。

1.ヘイワードの皮を剥き、適当な大きさに切る

2.タッパー等に入れ、ラップし冷蔵庫で2日程置く

たったこれだけで、酸味の強いヘイワードを甘くできるのです。

ただ、冷蔵庫で長い期間保存しすぎると、ベチャベチャになるので注意が必要です。

あとがき

日本だけでなく、世界中で多くの方から親しまれているヘイワード。

酸味が強いと嫌いになってしまう方もいらっしゃいますが、キウイ本来の甘酸っぱさを楽しめる品種です。

もし、皮を剥いて酸っぱくても甘くする方法もあるので、参考にして頂きたいと思います。

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