甘味と酸味のバランスが良く爽やかな香が魅力的とも言えるすもも。
日本国内では日本すももや西洋すももといった多くのすももが流通している事であらゆる美味しさを味わう事が出来ます。
そんなすももの中で特に人気が高い品種「ソルダム」は多くの方を魅了させてくれています。
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ソルダムとは?
ソルダムはアメリカで大石早生という品種を交配させた事によって誕生した品種です。
つまり日本ではとても馴染み深い大石早生の子供にあたる品種となっています。
アメリカでも多くのすももが栽培されていますが、ソルダムはアメリカで栽培された日本すももとして高い人気を誇る品種となっています。
日本国内では数多くの品種が栽培されているのですが、大石早生に次いで栽培が盛んとなっているのがソルダムです。
つまり一般的にスーパー等で購入しているすももはソルダムと言ってもいい程、国内でもメジャーな存在となっている品種です。
ソルダムの味や形など食べた時に感じる特徴は?
ソルダムは80g~100g程ある粒となっています。
一般的にすももの粒の大きさは60g~80g程となっているので、ソルダムは少し大きめのサイズとなっています。
そしてソルダムは流通時、外皮の色合いが緑いろとなっている事が多く「酸っぱい」というイメージが持たれやすい品種です。
しかし酸味はそれ程協調されておらず、甘味との絶妙なバランスとなっており、すもも本来の甘酸っぱさを楽しめる品種ともなっています。
そんなソルダムの大きな特徴は果肉の色合いです。
一般的にすももの果肉はクリーム色となっている事が多いのですが、ソルダムの果肉は赤みが掛かった色合いです。
完熟すると濃厚な紅色となり、その色合いの鮮やかさも魅力と言えます。
形は桃形で、果肉はびっしりと詰まっており、程良い硬さがります。
その為、かぶり付いた時の食感も楽しめます。
バランスの良い甘酸っぱさと魅力的な果肉の色合い、そして食感とすももの魅力が満載となった品種ともなっています。
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ソルダムは主にどこで作られている?旬の時期は?
ソルダムはアメリカ生まれのすももとなっていますが、山梨県内のすもも農家で栽培が行われています。
すももの中では大石早生という品種が半世紀ほど前から人気の品種ともなっていますが、大石早生の次に人気度や生産量が多いとも言える品種です。
そんなソルダムの収穫時期は8月上旬~8月下旬頃で、すももの品種の中でも晩生種ともなっており、大石早生と比較しても1か月程遅い収穫時期です。
あとがき
日本のすももがアメリカで品種改良された事で誕生したソルダム。
日本へ導入されてから100年程たった今でもすももファンから愛される存在となっています。
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