びわの種を捨てるのもったいない！びわ種焼酎の作り方と効果は？

甘酸っぱさとさわやかな香りが初夏の暑さを忘れさせてくれるフルーツであるびわは大きな種が特徴的なフルーツです。

この大きな種を「邪魔」と感じ捨てている方も多くいらっしゃいますが、この大きな種、いろいろな活用方法があるのです。

その一つとしてびわ種焼酎なんて方法もあります。

これまで捨てていた種で作るびわ種焼酎をご紹介します。

びわの種は捨てられる事が多く「食べる」なんて思う方は少ないハズです。

びわの種は食べる事が出来るのですが「アミグダリン」という毒性が含まれています。

このアミグダリンを摂取してしまうと吐き気や頭痛、発熱といった症状が現れ、重症化ともなると昏睡かしてしまう程強い成分となっています。

しかし、このアミグダリンは癌細胞を退治する効果が期待出来る成分として注目されていますし、びわの種は漢方薬の一つとして鼻づまりや抗炎症効果がある成分として日本や中国においては古来から重宝されてきた部分です。

アミグダリンという有毒成分が含まれている事で吐き気や発熱といった中毒症状を引き起こす可能性もあるびわの種ですが、焼酎に浸ける事で「びわの種焼酎」を作る事が出来るのです。

びわの種から爽やかなエキスが溶け出し、さっぱりとした味わいが初夏にピッタリとなっています。

でも気に掛かるのが有毒成分ですよね。

アミグダリンは多量摂取する事で有毒成分となりますが、焼酎に溶け出したエキス程度では大きな健康被害に繋がる事はほとんどありません。

ただ体質的にアミグダリンの成分が合わない方もいらっしゃいますので、専門医へ相談してから摂取する事が大切となります。

アミグダリンが溶け出したびわ種焼酎には健康面や美容に素晴らしい効果を齎してくれるのです。

そんなびわ種焼酎を摂取する事で消化器官の炎症に効果を齎したり活発にしてくれる効果が期待出来ます。

さらにのどの痛みやせき止めにも大きな効果が期待出来るのです。

しかもこのびわ種焼酎、飲むだけなく外傷にも効果的で切り傷やヤケド、さらにはにニキビにも効果を発揮するのです。

ただびわ種焼酎はストレートの状態だとアルコール度数が高いため、水やお湯で希釈して摂取する事が大切です。

皮膚に時価に塗る場合も希釈しなければ肌トラブルの原因ともなってしまいます。

密閉性の高い瓶や入れ物を煮沸消毒し水気がなくなるまでしっかりと乾かす。

ホワイトリカー1リットルに対してビワの種30個と氷砂糖250ｇを入れて熟成させるだけでできます。

半年程で薄茶色なってきますが、これがエキスが溶け込んでいる証拠です。（さらに熟成させる事で風味が増します）

ストレートでも良しですが、水や炭酸を割材にする事で美味しく楽しむ事が出来ます。

ビワの種焼酎を飲みたいと思っても根本的に種を焼酎に浸けて最低でも半年程待たなきゃ美味しいびわ種焼酎が出来ない為、今すぐ飲みたいと感じる方にとっては自分で作る事が面倒に感じてしまいますよね。

びわの種に含まれている有毒成分アミグダリンを懸念してかびわの種焼酎を販売しているところはネット販売上においても見当たりません。

その為、びわの種を購入し自家製で楽しむ他現在の所ないと思われます。

びわの種には有毒成分であるアミグダリンが含まれているのですが、適量摂取は万病に効能がある成分となっており、焼酎に浸ける事でその成分を摂取する事も出来ています。

びわの爽やかな香りが堪らないびわの種焼酎は販売はされておらず、自家製となる為、種を漬け込み完成するまでじっくりと待つ事も楽しみとなりますね。