皆さんは味覚の宝庫でもある秋ではどんな食材費がお好きですか。
りんごや柿、ブドウといったフルーツも美味しいですが、栗もこの時期ならではの味覚ですよね。
そんな栗にも多くの品種が存在しているのです。
栗の品種の中には「国見」という品種もあり、高い人気を誇っています。
そこで今回は【国見という栗の品種の特徴とは&?】についてご紹介致します。
国見とは?
国見は1983年に「丹沢」と「石槌」の交配によって誕生した品種です。
「国見」という名前は産地の一つでもある熊本県に聳え立つ「国見岳」から名付けられています。
国見の味の特徴は?
国見は大きさが25g程と平均的な大きさの品種です。皮は薄茶色でツヤがあります。
果肉は黄色でホロホロとした食感となっています。
国見は甘さや香りがそれほど強くない品種となっているので、渋皮煮や甘露煮がおススメな食べ方となります。
国見の旬の時期と主な生産地はどこ?
国見は熊本県や静岡県を始め、東北地方から九州地方まで広く栽培されている品種です。
国見は早生種となっており、9月上旬~10月上旬に旬を迎えます。
美味しい国見の選び方とは?
国見は人気種の一つでもあります。
そんな国見は選び方によってもっと美味しさが凝縮された味わいを楽しむ事ができます。
そこで美味しい国見の見分け方をご紹介致します。
・皮全体にハリとツヤのあるもの
・手に持った時に重量感のあるもの(軽いと水分が抜けており、味や風味が半減してしまいます)
・表面に傷や穴がないもの(傷があると果肉が乾燥しており、穴があると虫食いの可能性があります)
国見を美味しく食べるには?
国見は甘味や香りが他品種と比較するとやや劣ってしまう品種です。
そこで国見を美味しく食べれるレシピをご紹介しちゃいます。
栗ご飯
米2合、栗10個、塩小さじ1、酒大さじ1、みりん 大さじ1
1、栗を20分くらい茹でる
2、栗の皮を渋皮まで丁寧に取り除く
3、炊飯ジャーに栗と米、塩、酒、みりんを入れてスイッチを押すだけ
国見のマロンペースト
1、国見100gを柔らかくなるまで煮こむ
2、皮をしっかりと剥いたら、ヘラでペースト状にする
3、生クリーム100gに砂糖大さじ2を加えて7分立てにする
4、国見とホイップした生クリームと合わせれば完成
あとがき
全国各地で栽培されている国見は馴染みのある品種ともなっています。
甘みも香りもそれほど強い品種ではありませんが、加工品やひと手間を加えるだけで美味しく食べれちゃう品種ともなっています。
あらゆる食べ方で国見を堪能されてみては如何でしょうか。