皆さんは秋が旬である梨はお好きですか。スッキリとした甘さとみずみずしさ、シャリシャリとした食感が堪らないですよね。
さて、梨と言えば「幸水」や「豊水」といった品種がとても有名ですよね。
でも梨にはまだ多くの品種があるのです。
その中でも日本一の大きさとも言われている「愛宕梨」も根強いファンが多くいらっしゃる品種となっているのです。
そこで今回は【大きさは日本一!;愛宕梨の特徴や旬の時期とは?】についてご紹介致します。
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目次
愛宕梨とは?
愛宕梨はいつ誕生したのかは明らかとなっていませんが、昭和初期頃に誕生したのではと考えられている品種です。
愛宕山(現在の東京都)にて誕生した事で愛宕梨と名付けられています。
親は?
愛宕梨は自然交配によって誕生した梨と考えられていますが、「二十世紀梨」と「今村秋梨」が親と推測されています。
読み方は?
愛宕梨は「あたごなし」と読みます。
愛宕梨の味や大きさの特徴は?
味の特徴は
愛宕梨は甘味もしっかりとありますが、程よい酸味もあるのでバランスが整った味わいとなっています。
しつこさが無い甘さとなっているので、後味スッキリとした味わいが楽しめます。
大きさは?
愛宕梨の最大の特徴ともいえるのが大きさです。
小さいサイズでも1㎏程はあり、大きなものでは2㎏にもなる事があります。
これはサッカーボールと同じくらいの大きいさで、梨を存分に味わい方にとっては満足できる大きさですね。
形はごつごつとしており、自然交配の中でたくましく育った形とも言えますね。
固さや歯ざわりは?
愛宕梨は硬さがあるのでシャキシャキ感をしっかりと楽しめます。
果汁もたっぷりと含まれており、歯触りも良い品種となっています。
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愛宕梨の旬の時期は遅い?
愛宕梨は11月中旬頃~12月中旬頃が収穫時期となっており、梨の品種の中でも旬が遅い品種となっています。
愛宕梨は冬でも食べられる梨って本当?
梨と言えば秋をイメージさせてくれるフルーツですが、愛宕梨はなんと冬でも食べる事ができる梨なのです。
実は愛宕梨の収穫時期は11月中旬頃~12月中旬頃ですが、収穫して間もなくは酸味が強く「酸っぱい」と感じてしまいます。
収穫してから2か月頃経った1~2月頃が丁度良い食べ頃となっており、冬でも食べられる梨となっているのです。
追熟するの?
梨は基本的に追熟はしませんが、収穫してから日にちを置くと酸味が落ち着き甘味を楽しむ事ができるのです。
家庭でも日持ちする梨?
愛宕梨は貯蔵に向いている品種です。
涼しい所で保管しておけば、家でも春先まで保管する事ができます。
あとがき
日本一とも言えるほどの大きさを誇る愛宕梨。
すっきりとした味わいと貯蔵に優れている事で冬の時期の味覚としても人気があります。
豪快にかぶり付きたい方や独りで存分に楽しみたい方、長い期間に渡って梨を味わい方にはおススメな品種となっていますね。
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