秋は美味しいフルーツが盛りだくさんの季節ですよね。

真っ赤なリンゴも良いですが、甘味とみずみずしさ、そしてシャリシャリとした梨も魅力的ですよね。

さて、皆さんはいつもどんな種類の梨を食べていらっしゃいますか。

香水といったお馴染みの種類も良いですが、「香梨(かおり)」という希少性の高い種類もおススメなのです。

そこで今回は「香梨(かおり)という梨の特徴と希少性が高いのか?」についてご紹介したいと思います。

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香梨(かおり)とは?

黒板
香梨という品種は和梨ですが、まるでリンゴのような香りが楽しめる品種となっています。

そんな特徴的な香りが楽しめる梨という事で「香梨」と名付けられています。

香梨は神奈川県平塚市で1953年に誕生した品種となっていますが、波乱万丈な経歴を持つ梨となっているのです。

正式名称は平塚16号

香梨として多くの方に親しまれていますが、「香梨」は正式名称ではないのです。

実は香梨の正式名称は「平塚16号」というのです。

平塚市で誕生し、16番目に結実した香梨が見事にデビューした事でこの名前が正式名称となっているのです。

香梨はまるでリンゴのような香りと華やかさが感じられる芳醇な香りが特徴的な事から香梨として親しまれているのです。

親は?

香梨の親は人気品種となっている「幸水」と「新興」となっています。

読み方は?

「香梨」ってどう読むの?と聞かれてしまうと多くの方が「かおりなし」と読んでしまいますよね。

しかし香梨の正式な読み方は「かおり」となっています。

とても栽培し辛いなしだったりする?

実は香梨は栽培がとてもし辛い品種でもあるのです。

まず樹勢がとても弱い品種で、安定した収穫が難しいという難点があります。

さらに日持ちもしないという欠点もあり、当初は捨てられていた品種なのです。

しかし、特徴的な芬が注目され、見事デビューに至った品種となっています。

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香梨(かおり)の味や大きさの特徴は?

味の特徴は

香梨は程よい甘味で酸味はマイルドとなっているので酸っぱい梨が苦手な方におススメです。

大きさは?

香梨の大きな特徴とも言えるのが大きさです。何と1個で700g近くになることもあり、食べ応え十分。

梨の平均的な重量は300g程なので、倍近い大きさとなっており梨を堪能したい方におススメですね。

固さや歯ざわりは?

香梨はみずみずしい果肉なので、シャリシャリとした食感が楽しめます。

希少性が高い香梨(かおり)の旬と栽培されている地域は?

考える女性
希少性も高くあまり流通していない香梨ですが、千葉県が国内生産数の50%となっています。

千葉県以外では秋田県や栃木県などで栽培が行われていて、そんな香梨は9月初旬~中旬が旬の時期です。

あまり日持ちしない品種なので、見かけた際に食べないと食べる事ができないかもしれませんね。

あとがき

最初は注目すらされず捨てられていた香梨ですが、華やかな香りと大玉が高い評価となり全国で流通されるようになりました。

しかし、希少性が高い品種となっているので、見かけた際は是非香梨を味わって頂きたいですね。

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