秋は数多くのフルーツが楽しめる季節でもありますよね。

ぶどうやりんご、柿といったフルーツも魅力的ですが、梨も忘れてはいけない秋の味覚ですよね。

みずみずしさと爽やかな甘さ、そして噛むほどに聞こえてくるシャリシャリとした食感はこの時期ならではです。

さて、皆さんは梨の種類についてご存知でしょうか。梨にも多くの種類がありますが「なつひめ」という梨もあり、多くの方から親しまれているのです。

そこで今回は【なつひめという梨の特徴や旬の時期とは?】についてご紹介致します。

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なつひめとは?

教師
なつひめは1989年に鳥取県の果樹野菜試験場で誕生し、2007年に品種登録された比較的新しい品種です。

現在では「なつひめ」として親しまれていますが、「夏きらり」という名前で出願されていた事もあります。

梨には赤梨や青梨といった部類がありますが、なつひめは青梨の部類となっています。

親は?

なつひめは「」筑水」と「おさ二十世紀」の交配によって誕生した品種です。

この親からは「新甘泉」という品種も誕生しており、なつひめとは姉妹種になります。

なつひめの味や大きさの特徴は?

味の特徴は

なつひめは酸味がほとんどなく濃厚な甘味を楽しめます。梨好きの方にとっては堪らない品種とも言えますね。

酸味がほとんど感じられないので、酸味が苦手な方にピッタリです。

大きさは?

なつひめは1個の重量が350g程と平均的な大きさの梨となっています。

固さや歯ざわりは?

なつひめはみずみずしくシャリシャリとした食感が楽しめます。

噛むほどにジューシーな果汁が溢れ出し、口いっぱいに濃厚な甘味が広がります。

なつひめの旬と栽培されている地域は?


なつひめは鳥取県で誕生し鳥取県のオリジナル品種として栽培されていて、鳥取県以外では栽培は行われていないのです。

そんななつひめは早生種となっているので、8月中旬~9月上旬が旬の時期となっています。

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鳥取県ではブランド品として重宝されている

ポイント
なつひめは鳥取県のオリジナルブランドとして認定されています。そんななつひめを求める方が多くいらっしゃいます。

それは選ばれたなつひめだけが出荷されているからです。鳥取県では光センサによって糖度が11.5度以上の物だけを出荷しています。

さらに形や大きさが一定基準を満たしているものだけが流通されているのです。

これほどまでに厳選された梨がなつひめとして出荷されており、特産品として注目を浴びているのです。

また青梨はあまり甘味を感じられない傾向がありますが、糖度も基準以上の物だけとなっている事で、しっかりとした甘味を楽しむ事ができるのです。

あとがき

鳥取県のオリジナルブランドとして人気と知名度が高まっているなつひめ。

青梨ながらしっかりとした甘味を楽しめるとしてファンが増加してきています。

早生種となっていることで、梨の訪れを待ち遠しくしていらっしゃる方にもおススメしたい品種となっています。

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