杏仁豆腐やお酒でもお馴染みとなっている杏。
豊かな風味と程よい酸味でどんな食べ方でも美味しく味わえちゃいますよね。
さて、そんな杏は同じく甘酸っぱいすももにとても似ていると思いませんか?
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杏(あんず)とは?
杏はバラ科サクラ属の樹木の果実で、ヒマラヤ西部が原産と言われています。
中国には杏ととても似ている梅との交雑種もあります。
「杏」という呼び方よりも英名の「アプリコット」の方が馴染み深く、ジャムや杏酒、コンポートといった食べ方が一般的となっています。
杏の中には梅のように種が含まれていますが、この種は捨てられる事はなく、杏仁豆腐の原料や咳や痰の症状緩和に効果的な漢方として使用されています。
生の杏が流通されることは少なく、加工品が一般的となっています。
これは杏は日持ちしない事もありますが、酸味が強くて生食では美味しくない事が挙げられます。
すももとは?
すももはバラ科サクラ属の果実で、濃厚な甘味が楽しめる桃よりも酸味が強い事で「すもも(酸っぱい桃)」と呼ばれています。
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あんずとすももの違いと見分け方は?
あんずとすももはとても似ているので、間違えてしまう方もいらっしゃいますよね。
見た目の違いと見分け方は?
※うぶ毛 杏→有る すもも→無し
味の違いは?
※味 杏→甘味よりも酸味が強い すもも→甘味もあるが酸味の方が強い
栄養や効能の違いは?
杏→βカロテンが豊富、βカロテンはビタミンAへと変化し免疫力アップに効果的。
また新しい皮膚を作り出す働きがあり、高い美容効果が期待できます。
さらに体内中の水分量や塩分量を調整する働きがあり、浮腫みや高血圧予防に効果的。
チョコレートにも含まれているギャバが豊富に含まれており、脳の活性化を促進させてくれるので認知症予防にも効果的。
すももはビタミンCが豊富で、肌組織の働きを活性化する働きがあり、高い美容効果が期待できます。
さらにハリを保つ為に欠かせないコラーゲン生成に欠かせない成分となっており、ハリやツヤのある肌の維持にかかせません。
またすももは食物繊維が豊富で、食物繊維には腸内環境を整える働きがあり、便秘解消や代謝アップが期待できます。
まとめ
杏とすももはとても似ているのは遠い親戚にあたる種類となっているからですね。
でも見た目や味には大きな違いがあり、食され方も異なっています。
▶ 杏(あんず)の保存期間はどれぐらい?日持ちさせるコツは?
▶ 杏(あんず)の人気の食べ方はこれ!やっぱりみんなこうして食べてた!
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