みなさんは「なつっこ」という可愛らしい名前の桃を知っていますか?

2000年に誕生した、比較的新しい品種ですが美味しさや日持ちの良さが人気の有る品種です。

今回は「なつっこ」について、ご紹介したいと思い餡巣。

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なつっことは?

黒板
「なつっこ」は”川中島白桃”で有名な長野県須坂市にある長野県農業関係試験場で品種改良された桃です。

絶大な人気を誇る”川中島白桃”と”あかつき”を掛け合わせて作られた品種で、親である“川中島白桃”の柔らかすぎないしっかりとした歯触りや日持ちの良さ、“あかつき”の日持ちの良さや色づきのよさと言った、それぞれの良さを受け継いでいます。

そんな「なつっこ」、出願時は「あじわい」、出願公表時は「麗峰」、品種登録は「なつっこ」と名前が変化した品種でもあります。

「あじわい」や「麗峰」も素敵な名前ですが「なつっこ」という親しみを感じる名前が新鮮に響きますね。覚えやすい名前なので子供さんでもすぐに覚えてくれそうです。

なつっこという桃の味の特徴は?


そんな親しみを感じさせる「なつっこ」の特徴は、控えめの酸味とスッキリとした甘さの果肉はしっかりと詰まった食感で、成熟が進んでも果肉が柔らかくなりすぎないので硬めの食感が好きな方や、甘すぎるのが苦手な方にお勧めです。

他にも、大振りで華やかな美しい見た目と、比較的日持ちする事から贈答用としても人気のある品種です。

なつっこの旬の時期はどこで主に栽培されているの?


「なつっこ」は8月上旬に収穫時期を迎える事と日持ちのよさから、お中元などのお盆前の贈答用として大変重宝されています。

そんな「なつっこ」を栽培してるのは山梨県が6割、長野県が3割となっており、他には和歌山県や新潟県でも栽培されています。

なつっこのお勧めの食べ方

ポイント
「なつっこ」は、生で切り分けて食べるのもお勧めですが産毛を洗い落とせば皮のまま丸かじりも出来ます。

他にも、ジャムやコンポート、シャーベット・スムージーを作っても美味しく食べる事が出来ますので、もし柔らかく熟しすぎたと感じた時は、加工して召し上がって下さい。

「なつっこ」は、実が硬い時は少し皮が剥きにくいので、もし皮が剥きにくい時にはトマトの湯剥きのように一瞬熱湯につける方法がお勧めです。少し手間には感じますが、実を崩すことなくきれいに皮を剥くことが出来ますよ。

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美味しいだけじゃない!桃の効果


桃は「健康食品」というよりは美味しさを楽しむ食べ物といった印象がありますが、実は体に良い成分を沢山持っているんです。

食物繊維やペクチンを多く含むので便秘解消に効果的ですし、カリウムも含んでいるので高血圧にも効果が期待されます。

他にも、桃の主成分となるフルクトースという果糖は単糖類で即エネルギーとして体に吸収されるので、エネルギー補給にうってつけです。

もし夏バテをした時や疲れを感じた時は、桃を食べる事で披露回復が期待できます。

夏バテをすると、食べ物がおいしく感じられずますます悪化しがちですが...滑らかな喉越しの冷やした桃なら食べる事が出来そうです。

まとめ

今回は、桃の人気品種である“川中島白桃”と“あじわい”の掛け合わせから誕生した品種「なつっこ」についてご紹介しました。

華やかで大振りな美しい見た目と、程よい甘みでしっかりとした食感が特徴の「なつっこ」、旬の時期には是非実際に食べて美味しさを味わって下さい。

また、暑い時期にお世話になった方への贈り物としても「なつっこ」は最適ですので、是非ご利用ください。

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