可愛らしい形と甘くてジューシーな桃に多くの女性が虜になっちゃいますよね。
そんな桃を購入する時、どのように選んでいますか。
産地や甘さも勿論大切ですが、自分好みの味わいが凝縮された品種で選ぶ事も大切ですよね。
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おすすめの桃の選び方は2通りある!
とにかく柔らかくてジューシーなのが好きなひとは白鳳系がおすすめ
桃と言えば甘味が凝縮された味わいとジューシーさが魅力的で、口に頬張ると果汁が溢れ出し、桃の美味しさが口いっぱいに広がります。
そんなジューシーな桃が食べたい!という方には「白鳳系」の桃がおススメです。
ある程度の歯ごたえが好きな人は白鳳系以外の白桃がおすすめ
ジューシーな桃も好きだけれど、サクサクとした食感も楽しみたいという方には白鳳系以外の白桃がおススメです。
世界一甘いと評判の桃は大阪にある?
桃の中でも「世界一甘い桃」と評判になっている桃をご存じでしょうか。
なんと世界一甘い桃は日本にあるのです。
それは大阪の「包近の桃」なのです。
包近の桃は世界一甘い桃としてギネスにも認定されたほどの甘さで、どれくらい甘いのかと言えば糖度が20度以上。
桃の甘さは平均的に12度程となっているので、包近の桃は濃厚な甘さが存分に楽しめる甘味が凝縮されているのです。
なぜ、これほどまでに高い糖度が凝縮されているのかは収穫に秘密があります。
包近の桃は完熟状態になり、木から自然に落ちるまで収穫が行われないのです。その為、完熟が最高潮になった時、自然と落ちるのを待つのです。
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桃の種類は大きく分けて2つ!
桃にはたくさんの品種がありますが、大きく分けると2種類あります。
白桃の品種一覧!
白鳳
白鳳は1925年に「白桃」と「橘早生」の交配で誕生した品種です。
白鳳は白桃の代表格とも言える品種で、数多くの品種の親ともなっており、派生する品種が多い桃となっています。
日川白鳳
日川白鳳は山梨県の田草川氏によって発見された白鳳の枝変わり品種です。
皮全体が紅色に染まっていますにもかかわらず果肉は乳白色で、糖度は12度程となっていますが酸味がほとんど感じられないので桃の甘さを堪能する事ができます。
みさか白鳳
みかさ白鳳は山梨県にて白鳳の枝変わり品種として発見された桃で、完熟すると皮全体が濃厚な赤黒色になり、食べ頃の目安にもなります。
果肉は乳白色で酸味が抑えられているので、甘味を存分に楽しめます。
八幡白鳳
八幡白鳳は白鳳の枝変わり品種として山梨県で発見された桃で、皮はピンク色の淡い色合いで果肉は乳白色。
重量は250g程と丁度良いサイズとなっていますが、果汁がたっぷりと詰まっている品種です。
桃山白鳳
桃山白鳳は和歌山県で白鳳の枝変わり品種として発見された桃で、旧桃山町で発見された事で「桃山白鳳」と名付けられています。
重量は250g程と丁度良いサイズ、割れ目の部分がほんのりとピンク色をしていますが、全体的に乳白色が強い品種となっています。
山梨白鳳
山梨白鳳は山梨県で栽培されている白鳳の品種で、ジューシーさと濃厚な甘さが凝縮された味わいにリピーターが続出しています。
長沢白鳳
長沢白鳳は白鳳の枝変わり品種として1985年に品種登録された桃で、育成者の長沢氏の名前から「長沢白鳳」と名付けられています。
皮全体が濃厚な紅色となり、果肉にもほんのりとピンク色が混じっています。
あかつき
あかつきは「白桃」と「白鳳」の交配によって農林水産省の果樹試験場にて誕生した品種です。
全国各地の試験場で育成が行われましたが、200g程にしか育成させる事ができない状態となっていましたが、唯一福島県の試験場では300gを超える育成に成功したのです。
「あかつき」という名前も福島県の伝統行事「信夫三山暁まいり」から名付けられており、福島を代表する桃となっています。
あかつきは糖度が14度にもなる甘味が存分に楽しめる品種で、果肉は乳白色にほんのりとしたピンクが混じっています。
暁星
暁星は「ぎょうせい」と読み、福島県で「あかつき」の枝変わり品種として発見された桃で、サイズは250g程と丁度良い大きさです。
甘味が強く酸味が抑えられているので、桃の甘味を強く感じる事ができます。
川中島白桃
川中島白桃は長野県川中島町で池田氏によって発見された品種で、池田氏は新たな桃の開発を行っている過程で発見し、1961年に流通が行われています。
川中島白桃は全国各地で栽培が行われており、国内では3番目に生産数が多い品種となっています。
果肉は乳白色ですが種の周りは濃厚な紅色となっていて、酸味は抑えられており甘味が強く感じられます。
清水白桃
清水白桃は1932年に岡山県で「白桃」と「岡山3号」の交配によって誕生した品種です。
桃と言えばピンク色の色合いが魅力的ですが、清水白桃は乳白色の外観の品種となっています。
果肉も乳白色なので「甘いのかな?」と感じてしまいますが、酸味が抑えられているのでしっかりとした甘味を堪能できます。
浅間白桃
浅間白桃は山梨県にて「高陽白桃」の枝変わり品種として発見された品種で、外観は全体的に濃い紅色で、果肉も乳白色にピンク色が交じり合っています。
なつっこ
なつっこは長野県果樹試験場にて1987年に「川中島白桃」と「あかつき」の交配にて誕生した品種です。
加納岩白桃
加納岩白桃は山梨県にて「浅間白桃」と野生桃の交配によって誕生した品種で、糖度が14度になる事もあり、甘味を存分に楽しめます。
酸味も抑えめになっており、桃の酸っぱさが苦手な方におススメな桃です。
ゆうぞら
ゆうぞらは1966年年に茨城県の農林水産省果樹試験場で「白桃」と「あかつき」の交配で誕生した品種です。
全体的にピンク色の色合いとなっており、見た目にも可愛らしい桃です。
ちよひめ
ちよひめは1973年に「高陽白桃」と「さおとめ」の交配にて誕生した品種です。
なつおとめ
なつおとめは1984年に「あかつき 」と「よしひめ」の交配によって誕生した品種で、糖度が15度にもなり桃の甘さを存分に楽しめます。
西王母
西王母は「川中島白桃」と「ゆうぞら」の交配によって誕生した品種です。
「西王母」は「せいおうぼ」と読み、中国の神話に登場する仙人の名前から名付けられています。
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黄桃の品種一覧!
黄金桃
黄金桃は黄桃の中でも果肉がとても柔らかくジューシーな品種です。
黄貴妃
黄貴妃は「ゆうぞら」の自然交配によって誕生した品種で、果肉はマンゴーのような色合いで種の周りは赤く染まっています。
光黄
光黄は1986年に「まなみ」と「ゆうぞら」の交配によって誕生した品種で、外観は濃厚な黄色で、果肉も濃厚な色合いとなっています。
黄ららのきわみ
黄ららのきわみは2007年に「川中島白桃」と「ゆうぞら」の交配によって誕生した比較的新しい品種です。
鮮やかな黄色の外観と果肉の美しさが特徴的で、程よい酸味がありながら甘味が強く、ジューシーな味わいが今注目を浴びています。
それ以外の桃の品種
蟠桃
蟠桃は中国が原産と言われている桃で、平たい形が大きな特徴となっていますが、甘味が強く高級品として重宝されています。
ネクタリン
ネクタリンは桃の一種とされている果実で、桃と比較すると小ぶりで表面がツルツルとしています。
桃のような甘さはなく酸味の方が強いので苦手な方も多いと思われます。
ワッサー
ワッサーは山根白桃とネクタリンの交配によって誕生したと言われている品種です。
ワッサーという名前は発見者である中村渡氏のニックネーム「ワッサー」から名付けられています。
まとめ
桃にもさまざまな品種がありますね。
いつも食べている品種も良いですが、食べた事がない品種をたべてみるのも良いかも知れませんね。
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