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いちごは、子どもから大人に人気のある食べ物、そして栄養が豊富で、風邪予防や美肌効果まで期待される食べ物です。

今回は、いちごの中でも「アイベリー」という品種のいちごをご紹介します。

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アイベリーという品種について

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アイベリーは、1983(S58)年に愛三種苗(株)によって開発された品種です。

愛知県で生まれ、名称は「愛知」の愛とストロベリーのベリーをとって「アイベリー」または「愛ベリー」とされました。その名称からバレンタインの時期に愛のいちごとして、好まれています。

アイベリーの品種自体は、企業秘密で公表はされていません。推測では、アメリカのいちごと交配されているのではないかとされています。

アイベリーを親に持ついちごはたくさんあります。スルガレッド、紅スワン、レッドパール、ファーストベリー、さちのか、濃姫、あかしゃみつこ、ももいちごなどの生みの親なのです。

なかでも「ももいちご」はアイベリーの大きさを受け継いでいます。

アイベリーといういちごの特徴は?

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アイベリーは大粒なのが最大の特徴です。

一般的ないちごは、15g?20gの大きさなのに対して、アイベリーは20g?50gといったように倍の大きさなのです。大きいものでは80gになるものもあり、お化けいちごと言われています。

アイベリーは香りが良く、程よい酸味で甘くジューシーです。中には、とても酸っぱいものもあるようで、様々です。

アイベリーは大粒が故に綺麗な円錐形のものはとても少なく、くさび形や心臓型のものが多くなります。

アイベリーを栽培するのが難しいので、今やアイベリー生産者はごく僅かなので、贈答用の高級いちごとして、販売されています。

また、アイベリーは「アイベリー研究会」に加盟していないと栽培できませんので、愛知、静岡、千葉、奈良、佐賀など全国9ヶ所のJAで取り扱っています。

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アイベリーはどこ生まれのいちごでどこが主な生産地?旬の時期は?

考える女性

アイベリーは愛知県生まれなので、主な生産地は愛知県です。そして、静岡、千葉、奈良、佐賀などでも生産されています。

愛知県はいちご生産に結構力を入れている県で、他にもゆめのかももいちごなどの品種も愛知県で生まれたいちごです。

ちなみにアイベリーの旬の時期は12月中旬頃から3月または4月中旬までです。

あとがき

アイベリーは今主流のいちごの品種とは言い難いですが、アイベリーが親のいちごは意外と多くいます。いちごの元祖ということで見かけたら是非食べてみてはいかがでしょうか?

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