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日本においていちごはそのままで食される事も多いフルーツですが。やっぱりいちごと言えばケーキやデザートですよね。

甘酸っぱさだけでなく、真っ赤な光沢を持った外観は「紅い宝石」としても重宝されており、トッピングとして利用するだけで華やかさがアップします。

そんないちごも年々多くの品種が登場し、国内産いちごの品種量も増加してきています。

その中には「ゆめのか」という品種もあり、人気が高まっています。

そんなゆめのかの魅力をご紹介します。

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目次

ゆめのかと言う品種について

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ゆめのかは愛知県のオリジナルブランドとなっており、栽培には愛知県との許諾が必要となっています。

ゆめのかは「久留米55号」と「系531」の交配によって誕生した品種となっており、1999年から育成が行われ、2007年に品種登録が行われた品種です。

愛知県では「とちおとめ」や「章姫」がいちごの主流となっていましたが、「とちおとめ」よりも収穫量アップ、そして果肉が柔らかい事で潰れやすい「章姫」よりも輸送に適している品種の開発によって誕生しました。

「ゆめのか」の名前の由来は「みんなの夢が叶う美味しさ」という願いからです。

その為、愛知県内のお菓子屋では受験時期になると(受験に合格する=夢が叶う)とい意味を込めたお菓子が提供されたりと縁起物として重宝されています。

ゆめのかといういちごの特徴は

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ゆめのかは甘さと酸味のバランスがとれたいちごです。

硬さがある品種で、完熟状態になっても果肉の潰れが心配にならないため、糖度が高い状態で出荷される事も多く、濃厚な甘さを味わう事が出来ます。

程良い硬さによって輸送にも優れている事で、全国的にも知られているいちごです。

円錐形で大き目の粒となっており、食べ応え十分で、程良い酸味の効いたジュースがたっぷりと溢れてきます。

外皮はヘタの部分まで美しい真っ赤に染まっており、中身は淡い赤色が特徴となっています。

甘みや酸味、色合いといちごの品質に重要な要素が全て満点とも言えるいちごです。

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ゆめのかといういちごはどこで生産されている?旬は?

ポイント
ゆめのかは愛知県のオリジナルブランドとなっている事で、愛知県内で栽培されています。

そんなゆめのかはしっかりとした果肉や輸送に優れている面で、長崎県においても2012年からゆめのかの栽培に取り組んでいる他、奈良県でも栽培が開始されています。

そんな甘み酸味、色合いが完璧とも言えるゆめのかの主加治木は12月~5月頃となっており、最も完熟し真っ赤で甘いゆめのかを堪能出来るのは1月~3月頃となっています。

あとがき

いちごの旨味が凝縮されたゆめのかはそのままでも十分美味しいのですが、スムージーやジャムでも濃厚な味わいを楽しむ事が出来ます。

あらゆる面において魅力満載のゆめのかは今後、全国的に栽培される事も予想され、メジャーな存在になっていくと思われます。

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