甘酸っぱいフレッシュな果汁がたっぷりと凝縮されたキウイは世界中で親しまれていますよね。
たっぷりの食物繊維やビタミンCが含まれている事で、近年は多くの女性から人気が高まっているフルーツです。
さて、キウイを食べた方の中には舌や喉にピリピリ感を感じた方もいらっしゃいますよね。
「これは一体何?」と思ってしまいますよね。
そこで今回は【キウイを食べると舌や喉がピリピリする原因や解消法とは?】
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目次
キウイを食べるとピリピリするのはなぜ?
シュウ酸カルシウム
キウイには「シュウ酸カルシウム」が含まれています。
シュウ酸カルシウムはほうれん草やたけのこといったアクの強い食品に含まれている成分でもあります。
シュウ酸カルシウムはトゲトゲの形をした細胞です。
この細胞がキウイの中に含まれており、キウイの果肉を食べるとこのトゲトゲに触れてしまう為、ピリピリ感があります。
たんぱく質分解酵素(アクチニジン)
キウイにはたんぱく質同士を決着させないたんぱく質分解酵素であるアクチニジンが含まれています。
キウイを食べた時にヌルヌルとしたヌメりがアクチニジンです。
味や温度を感知する舌は、唾液に含まれるたんぱく質でバリアが張られている状態ですが、アクチニジンがこのバリアを分解してしまうのです。
舌がピリピリしないようにする方法はないの?
切り方
キウイを切る時に細かく刻むとシュウ酸カルシウムの刺激を受けやすくなってしまいます。
加熱
ピリピリ感の原因の一つ、アクチニジンは熱に弱い性質があります。
軽くお湯に通すだけでも、アクチニジンの効力を和らげる事ができます。
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他にも舌がピリピリする可能性がある果物は?
食べると舌がピリピリする果物はキウイだけではないのです。
ピリピリ感はアクチニジンによって引き起こされます。
舌がピリピリするのと花粉症は関係性があるって本当?
舌のピリピリ感はシュウ酸カルシウムやアクチニジンだけが原因ではなく、花粉症とも関係性があるのです。
花粉を吸いこむと、食材によってはアレルギー症状を発生させてしまう物が多くあります。
ナッツ類やトマト、りんご、そしてキウイもその一つです。
これは花粉を吸いこむ事で、口腔アレルギー症候群が起こり、ピリピリ感や意識障害といった症状が起こってしまうのです。
あとがき
キウイを食べると舌がピリピリするのはキウイに含まれている成分が原因となります。
ピリピリさせない方法もあるので、ピリピリ感が気になる方におすすめとなります。
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