キウイは世界中で親しまれているフルーツですよね。
多くの方はニュージーランドが主な産地となっている事で「ニュージーランドが原産」と感じてしまいますよね。
でもキウイは中国が原産となっているのです。
さて、そんなキウイにも多くの品種がありますが、いつも食べているキウイの品種をご存知でしょうか。
そこで今回は【キウイの美味しい品種とは?】【私たちがよく食べる種類とは?】
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目次
キウイの種類一覧!
ヘイワード
ヘイワードは1920年代にヘイワード・ライト氏によって発見され、1970年に日本へ導入された品種です。
キウイといえば、果肉が緑色の「グリーンキウイ」と黄色の果肉である「ゴールドキウイ」の2種類がありますが、ヘイワードはグリーンキウイを代表する品種ともなっています。
つまり、日常的に「グリーンキウイ」と呼び食べているものの多くがヘイワードとなっています。
日本だけでなく、世界中で親しまれているメジャーな品種です。
ベビーキウイ
ベビーキウイは1992年にアメリカオレゴン州で誕生した品種です。
「ミニキウイ」や「キウイベリー」とも呼ばれており、マタタビ科のサルナシの果実となっています。
一般的なキウイは掌サイズとなっていますが、ベビーキウイは親指程のサイズです。
またキウイは皮には産毛があり、皮を剝いて食べる方法がごく当たり前ですよね。
しかし、ベビーキウイは産毛がないので、皮ごと食べる事ができます。
果肉は一般的なキウイと全く同じで、果肉は甘味が凝縮され、皮は酸味を感じる事ができます。
ゼスプリゴールド
ゼスプリゴールドは日本でも馴染み深い品種です。
スーパー等で販売されている「ゴールドキウイ」がこのゼスプリゴールドとも言えます。
ゼスプリゴールを食べた方の多くが「美味しい」と感じます。
それは、ゼスプリゴールドが日本人好みの味に改良されているからです。
レインボーレッド
レインボーレッドは静岡県富士市の小林利夫氏によって中国産系のキウイから発見された品種です。
キウイと言えば中心部が白く、果肉が緑色や黄色となっている事が一般的です。
しかし、レインボーレッドは白い中心部の果肉が赤色で、さらに外側が緑色となっている品種です。
見た目の美しさに魅了されてしまいますが、見た目だけでなく17~20度の高い糖度を誇っている事も大きな魅力となっています。
さらにキウイにはタンパク質分解酵素であるアクチニジンが含まれているので、ゼリーとして固まらない性質があります。
アップルキウイ
アップルキウイは「センセーションアップル」や「魁蜜」とも呼ばれる中国が原産の品種です。
形がりんごに似ている事で「アップルキウイ」と呼ばれています。
一般的にキウイは100g程のサイズとなっていますが、アップルキウイは150gと大きめのサイズとなっており、ボリューム満点。
サンゴールド
サンゴールドは21012年にゼスプリ社によって開発された品種です。
サンゴールド誕生までには10年もの月日が費やされており、現在日本でも人気の高いゴールドキウイとなっています。
特に、サンゴールドは日本人の味覚に合うように味が調節されており、日本人の多くが「美味しい」と感じる事ができます。
糖度が16度以上で酸味が抑えられており、キウイの酸味が苦手な方にもおススメの品種です。
まるでハチミツのような味わいを楽しむ事ができます。
またキウイと言えば、尖った形や産毛が特徴的ですよね。
香緑
香緑は香川県農業試験場府中分場でヘイワードの自然交配によって1987年に品種登録された品種です。
キウイと言えば俵型の形が一般的となっていますが、香緑は縦長の形が特徴的です。
香緑は「香川県の果肉が濃厚な緑色のキウイ」という事から名付けられています。
糖度が18度以上と非常に高い糖度を誇っています。
さらに重量が170gとかなり大きめのサイズで、キウイの甘さを存分に味わう事ができます。
酸味は抑えめなので、キウイの酸味が苦手な方にもおすすめの品種です。
さぬきゴールド
さぬきゴールドは香川県農業試験場府中分場でアップル系品種と中国系品種によって誕生した品種です。
さぬきゴールドは重量が200gを超える事もあり、この大きさは世界トップクラスとも言われています。
さらに魅力的なのは大きさだけでなく、糖度の高さもあります。
中でも、糖度が14.5度以上で一定の大きさや品質をクリアしたさぬきゴールドは「黄様(おうさま)」というブランドで流通されています。
スウィートグリーン
スウィートグリーンは2001年にゼスプリから誕生した品種です。
一見すると、従来のグリーンキウイと同様に観えますが、糖度のアップや栄養価がアップされた品種となっています。
一般的にヘイワードがグリーンキウイの定番となっていますが、スウィートグリーンはヘイワードよりも明るい鮮やかな色合いの果肉となっています。
糖度が20度程とキウイの品種の中でもトップクラスで酸味が抑えられた味わいが魅力となっています。
あとがき
私たちがいつも食べている品種は「ヘイワード」や「ゼスプリゴールド」となっています。
しかし、キウイには多くの品種があり、巷ではなかなか観かける事ができない品種も数多くあります。
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