いちごの画像
真っ赤に光り輝くいちごって、宝石のような美しさですよね。

かぶり付くと甘酸っぱいジューシーな果汁が溢れ、多くの方を虜にしてしまいます。

さて、いちごには沢山の種類がありますが「あまおう」も主力の品種として高い人気を誇っていますよね。

しかし、あまおうは甘いイチゴと思い食べると「酸っぱい」と感じた事はありませんか。

そこで今回は【あまおうは甘くなく酸っぱいいちご?】【あまおうが酸っぱい理由と対処法について】についてご紹介します。

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あまおうって甘い王様っていう意味でしょ?全然甘くないんだけれど!

教師の画像
あまおうは全国的にも人気や知名度が高いいちごとなっていますよね。

あまおうという名前は「甘王(甘い王様)」という意味だと思ってはいませんか。

実は、あまおうは「甘い王様」という意味ではないのです。

「あ」はあかい。

「ま」はまるい。

「お」はおおきい。

「う」はうまい。

つまり「あまおうは丸くて大きい真っ赤な美味い」という意味で名付けられたいちごなのです。

確かに、あまおうは粒が大きくて丸い形、そして真紅とも言えるほどの真っ赤な色合いで甘みが存分に楽しめるいちごとなっていますね。

あまおうは甘いというのは嘘?本当は酸っぱいの?


あまおうは食べると甘みを楽しめる品種と言われています。

しかし、食べると「酸っぱい」と感じてしまう方がいらっしゃいます。

いちごの品種によっても糖度は異なっていますが、平均的に11~13度程の糖度となっています。

あまおうの平均糖度は14度程となっているので、決して酸っぱい品種ではありません。

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じゃあ何故買ってきたあまおうは酸っぱかったの?

旬の時期が過ぎているから

いちごの一番花は11~12月頃に花を咲かせいちごを実らせますが、一番花のいちごは酸味が強い傾向にあります。

この時期は酸味が強いいちごですが、二番花を咲かせたいちごは冬の寒さを乗り越えたいちごであり、甘みもありますがだんだんと酸っぱくなる性質があるのです。

その年の気候によって

いちごの甘さは気候に大きく左右されます。

気温が高くならず、低温状態が続くと甘みが蓄えられない内に完熟状態になってしまい、酸っぱさを感じてしまうのです。

作っている場所によって違う

あまおうは、福岡県を始め西日本エリアで多く栽培が行われています。

栽培されている場所の気候や環境によって糖度や酸度の高さが異なります。

甘みが強いあまおうもあれば酸味が強いあまおうも出荷されているのです。

洗い過ぎ

いちごを食べる前に流水で洗われていますよね。

しかし、いちごの甘み成分は水に溶けやすいのです。

長時間水に浸したり、水洗いし過ぎると、甘みが抜け酸味が強くなってしまうのです。

酸っぱいあまおうを美味しく食べる方法はないの?

いちご狩りをする女性
酸っぱいあまおうでも美味しく食べれる方法があります。

タッパー等にあまおうを入れ、全体的に砂糖をまぶし冷蔵庫で1日保存するだけ。

砂糖の甘みがあまおうに浸透し、美味しく食べる事ができます。

あとがき

あまおうって「甘い王様」という名前ではなく「あかい、まるい、おおきい、うまい」の頭文字だったんですね。

あまおうはとても甘みを楽しめる品種ですが、酸っぱさを感じてしまうのには、沢山の原因が考えられます。

もし、購入したあまおうが酸っぱい場合でも、甘くさせる方法があるので、是非試してみてください。

▶ あまおうといういちごの品種の特徴とは?

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