コタツに入りながら食べるみかんって格別ですよね。

決して高価な食べ物ではないけれど、ホッとさせてくれる存在です。

そんな当たり前のように口にしているみかんにも多くの品種がある事をご存知でしょうか。

みかんには「ゆら早生」という品種もあり、多くの根強いファンがいるのです。

今回は【ゆら早生という温州みかんの旬は?】【ゆら早生の味や特徴とは?】という事についてご紹介致します。

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ゆら早生とはどんな温州みかん?


ゆら早生は1985年に和歌山県由良町で誕生した品種です。

宮川早生という品種の枝変わりとして発見され、1995年に品種登録されています。

「由良町」で発見された事でゆら早生と名づけられています。

ゆら早生は早生種の中でも早い時期に収獲される極早生種となっています。

極早生種は早生種より1か月程早く収獲される事で薄味になる事が多くあります。

しかし、ゆら早生は極早生種となっていながらしっかりとした味わいを楽しむ事ができます。

ゆら早生の味や形などの特徴はどんな感じ?

黒板
ゆら早生は1個の重量が115g程と小ぶりサイズです。

形は扁球形で外皮の色合いは橙色。

糖度は10~12度程と比較的高く、酸味はあまり強くないのでみかんの酸っぱさが苦手な方にお勧めな品種です。

果肉は鮮やかな橙色で果汁がたっぷりと詰まっており、口いっぱいに甘酸っぱさが広がります。

ゆら早生は皮がやや厚めとなっていますが、剝き易くなっています。

果肉を包んでいる皮(じょうのう)も柔らかいので、取り除かずに果肉と一緒に味わう事ができます。

ゆら早生は柿の高温乾燥や雨量が少ないと着色が良かったり、糖度が高まる性質があります。

温州みかんには多くの極早生種がありますが、皮が柔らかい事で人気の高い品種ともなっています。

ただ、木の樹勢が弱いというデメリットがあり、1本の木から僅かな量しか収穫する事ができません。

その為、希少性が高く高値で販売される事が多い品種ともなっています。

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いつぐらいに出回るの?どこ産のものが多い?

ポイント
ゆら早生は和歌山県由良待ちで誕生した品種となっており、和歌山県のブランドとして栽培が行われています。

10月上旬~中旬頃が収穫時期の極早生種となっており、甘みが堪能できる品種として栽培エリアの拡大が行われています。

青みが残っている状態で出荷される事もありますが、甘味がしっかりと蓄えられており、ゆら早生の美味しさを存分に楽しむ事ができます。

その他


ゆら早生は温州みかんの中でも小ぶりなサイズとなっています。

しかし十分な甘さや柔らかさ、皮の剝き易さとみかんも魅力が満載となっている事で高い注目を浴びています。

青みが残っている状態で出荷される事も多くありますが、しっかりとした甘さを味わえる品種です。

あとがき

宮川早生の枝変わりとして発見されてから絶大な人気を誇るゆら早生。

小ぶりながらみかんの甘さを十分に蓄え、多くの人を魅了させています。

通販でも多くの方が買い求めており、まだ味わった事が無い方は是非お試し頂きたい品種ですね。

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