日本では最もポピュラーな果物とも言えるみかん。
冬の時期になると箱買いされる方も多いですよね。
さて、みかんの品種を気に掛けて買われている方っていらっしゃいますか?
みかんには「YN26」という温州みかんがあります。
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YN26とはどんな温州みかん?
YN26は2001年に和歌山県果樹試験場で「紅まどか」と「ゆら早生」の交配によって誕生し、2012年1月に品種登録された品種です。
西牟婁地域では「宮川早生」が極早生種の主流となっていましたが、新たな県オリジナルブランドの開発を目的とされて作られたのがYN26なのです。
樹勢は親品種であるゆら早生よりも強く、着色に優れている品種です。
和歌山県においてはゆら早生が極早生種の中でも早く収穫できる品種とされてきましたが、YN26はゆら早生よりも2週間程早く収穫できる品種として、多くの方から人気が高まっています。
YN26の味や形などの特徴はどんな感じ?
YN26は1個の重量が100g程とやや小さめなサイズです。
「ゆら早生」よりもやや扁平の形となっています。
YN26は外皮が黄緑色で出荷される事が多い品種となっており「酸っぱいのでは?」と感じてしまいます。
しかし、糖度が11度以上とみかんの品種の中ではやや高めの糖度となっています。
さらに程良く酸味も含まれており、昔懐かしい甘酸っぱさを楽しめる品種となっています。
ただ、収穫時期がおそくなってしまうと、ゆら早生の方が糖度が高くなってしまう場合もあります。
また果肉を包んでいる皮(じょうまく)が薄い特徴があります。
皮(じょうまく)が厚いと食べ難いとして、取り除く方も多くいらっしゃいますが、YN26はとても薄いので気にならず果肉と一緒に味わう事ができます。
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いつぐらいに出回るの?どこ産のものが多い?
YN26は和歌山県のオリジナルブランドとなっており、和歌山県で主に栽培されています。
極早生種の中でも早い時期に収獲が可能となっており、ゆら早生よりも2週間程早く収穫が可能となっています。
YN26の食べごろ
YN26は外皮の着色よりも果肉が先に成熟する性質があります。
その為、減酸となってしまうと味が衰えてしまう上、完熟状態になると果肉のハリが失われ食感が損なわれてしまいます。
あとがき
和歌山県のオリジナルブランドとして、注目を浴びているYN26。
温州みかん本来の甘酸っぱさを楽しめる品種として、多くの方から人気が高まっています。
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